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#エッセイ部門
小説家になる夢はアダルトビデオを観て諦めた
十年経っても忘れられない思い出がある。それは私が中学生か、高校生の頃だっただろうか。夏の夜、友人数人とアダルトビデオを見る機会があった。
経験のない私達は練習の一環としてその儀式(?)を行い、来るべき日のために知識を共有、ひいては自身に落とし込む必要があった。今考えれば正気の沙汰ではないし、勿論大人数でする必要はない。一人でやればいい。ただ、当時の私達はそう考えるには些か若く、視野が狭かった。
魔法を信じ続けるかい?
うちはこれまで毎年、クリスマスには必ずサンタクロースが来てくれて、息子の欲しいプレゼントを届けてくれていた。
ちなみに、直近の戦績(?)は以下の通りである。
2020年(7歳): 釣り竿セット
2021年(8歳): 任天堂Switch
2022年(9歳): 緑色の自転車
しかし、今年、彼から欲しいものを聞かされたとき、これはさすがのサンタでも無理かもしれない、と正直、思ってしまった。
だっ