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DCプランナー1級試験攻略!C分野その2

前回の続きです。

選択式対応

・信託報酬は「毎日」引かれている。
・販売手数料と信託報酬は別々の費用。
交付目論見書の本文には「順序」がある。
  運用実績は「10年分」の実績を載せる。
運用報告書は、基準価額の推移、基準価額の主な変動要因、
 最近「5年間」の基準価額の推移、分配金の表示等を記載。
・資産配分は当初決めていた掛金の配分を変えること。
・投資信託約款は、「内閣総理大臣」に届け出ること。
・老後の設計 
  ・可処分所得で老後の設計を行う。
  ・現在価値で見る。キャッシュフロー表は、将来価値で入れる。
・投資信託約款の変更で重大な内容変更の場合、受益者の書面による
 決議が必要であり、議決権の3分の2以上の賛成が必要。
・残日数が90日。1年未満の投資信託の運用報告書は毎月決算型に準じて、
 「6ヶ月に1回必要」
・Web版の運用報告書は、本人が希望してた場合約款に記載されていても、
 本人がきぼうしているのだから交付すること。
・ユニット型(単位型)の投資信託の信託期間は、「2年から5年程度」で
 ある。
・4つの係数を数字ではなく、文字で並べて「間違っているのは?」
 これは、実務必携に載っているので覚えてね。
 現価係数、終価係数は覚えるまでもないでしょう。
 年金現価係数、年金終価係数のどちらか1つでも覚えればOK。

物価連動国債のまとめ(重要)

・物価連動国債(インフレ国債)
  利率・・変わらない
  元本・・物価の変動に合わせて変動するため「受取る利息が増減する
  表面利率(クーポン)・・発行時に固定され、利払いは一定。
  物価連動国債は、インフレ上昇率に応じて元本が増加し、受取る利息も変わる。
   なお、2013年以降の物価連動国債には「元本保証(フロア)」がついて いるので、元本割れしない。
(ポイント) 10年物価国債が一般の人も買えるようになった。
物価連動国債ファンドも、インフレのリスクヘッジとして利用されている。
(デメリット)物価連動国債は額面では購入できない。
額面100万円の場合、発行価格はインフレ予想を加味した価格になるので、発行価格110万円ということもある。
つまり、買った時点で「マイナスからのスタート」。
償還する時は元本(額面)保証100万円があるので、100万円を下回ることはないですが、最終損益がマイナスになることもある。

行動ファイナンス(よく出ます)

1 モメンタム効果
  値上がりしている株はもっと上がり、
  値下がりしている株はもっと下がる
  一方向に動くのだという傾向を持つ。
  実際は、どこかで天井を打って下落し、
  底をつけて反発することを見誤ります。
2   時間割引率
  ・負債比率の高い人やタバコが好きでやめられない人は、
   時間割引率が「高く」、将来よりも今の利益を重視する。
  ・負債比率の低い人は、リスクを嫌い合理的。
   時間割引率が低く、現在よりも将来を見据えて動く。
3 心の会計
  投資家が株式の「売却益」と「配当」を切り離して考え
  投資の意思決定を行う。

コスト

直接コスト・・販売手数料と税金、リバランス時の信託財産留保額
間接コスト・・信託報酬(運用管理費用)、株式委託売買手数料、
       為替手数料

配分変更とスイッチング

配分変更とスイッチングはいつでもできる。
 ・配分変更は、掛金拠出日の3営業日前に締め切られる。
  これを過ぎると、翌月の掛金からの変更となる。
 ・スイッチングは、運用商品の売却と解約から、購入までの手続きに
  7-10営業日かかる。
  スイッチングはリバランスを行うためのもの。
・配分変更とスイッチングの手続き自体には手数料はかからない。
 ただしスイッチングは、商品を解約売却するため「信託財産留保額」が、 かかる場合もある。「必ず」ではない。

総合問題

「取引状況のお知らせと加入者の疑問」
例:「5年間ファンドの収益が13.85%だった」
この意味は、(1+0.1385)^5≒1.91
この投資信託の基準価額はいくらになりますか?
最初の基準価額が10000円とすると、
10000×1.91=19100円となる。

例:2年間の収益率を求める
1年前の収益率が、マイナス22%
今年の収益率が、プラス31%のとき。
2年間の収益率は、√(1-0.22)(1+0.31)-1×100(%)
                             =√0.78×1.31-1×100≒1.08%

難問すぎて涙が出そうな問題

・リバランス後のβを求めよ。
 4つの資産を25%ずつ運用していたのが、10年後乖離が大きくなったので
 リバランスを取りました。
 つまり、資産をABCDの4種としたときに。
 A18% B35% C22% D25% と、Bは10%も乖離したので、
 リバランスを取りました。
 さて、βはいくらでしょう?
 
・最小分散ポートフォリオMを求めよ。
  期待収益率  標準偏差     β
A    %        %    
B           %                    %           
AとBの相関係数は、〇とする。
このときの分散を求めよ。
このときのβを求めよ。

老後の資産設計

最後の問題老後の資産設計では、「インフレーション」を重視しています。
3問中2問が計算、1問が正しいのをすべてマークのパターンが多いです。
問題集をベースにしてください。
問題集には、インフレーションについての問題がありませんが、本試験は次のように出してきます。
「Aさんは、60歳で退職し1500万円受け取る。
 65歳からの30年間毎年300万円を受け取りたい。
また、40歳からの20年間、毎月2万円拠出して運用する。
インフレーションを40歳からの25年間1%、65歳からの30年間0%とする。
利率を3%としたとき、60歳時点でいくら必要か?」
このような問題がでます。
表も「1%と3%」の表を出してきますので、時間がない時は焦ります。
焦らず正確に解きましょう。

終わりに
見やすいnoteにできなくて、申し訳ないです。
CFPの試験が迫っているので、色気のある表や図が描けません。
また、記憶を頼りにしているので正誤があやふやな点もあります。
なお、ここに出したということは今後でなくなる可能性もあります。
C分野洒落にならないくらい落ちました。
Chat-GPT AIアシスタントβ版を使っている箇所は、タイトルだけです。
※TeX記法もマスターできないのでルートの計算気を付けて。※





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