感染対策~洗濯編~
通常の洗濯は、感染対策の基本である
そもそも洗濯は汚れた衣類の汚れを取り除くことにある
衣類は、皮脂や汗で目に見えなくとも汚れが付着している
だから、目に見える便や嘔吐物などが付着している場合は
それを取り除いてからになる
原則消毒薬は不要
私たちの使っている洗剤や柔軟剤には、界面活性剤が入っており殺菌作用があるからだ
ただし、日常的に洗濯物を洗濯機に入れる際には
ばい菌がなどが舞わないように
静かに入れてほしい
まずは汚染の除去
それでは、どんな時に消毒が必要かというと
便や吐物など目に見える汚染があるときだ
まずこの汚染を取り除いた後に洗濯をする
手指消毒の際に触れたが、手に目に見える汚れがついている場合は
消毒液を使っても効果はない
まずは、手洗いで汚れを落としてから手指消毒である
洗濯で消毒液を使う場合も、同じである
消毒方法
汚染を取り除いた後に、次亜塩酸ナトリウム(ハイター)に
30分ほどつける 熱湯につけることも効果がある
家族のものとは別に洗濯する
取扱時の注意
取扱時には、使い捨ての手袋の使用を勧める
料理の際に使っているエプロンは外し、洗い流している際にハネないように注意してほしい
このはねた水にはばい菌がいる
取り除いた後の手は、手袋をしているからと安心せず
しっかりと手洗いをしてほしい
W殺菌
その後、外干しすれば紫外線消毒
乾燥器であれば熱で消毒といずれもW殺菌となるので
感染対策には有効である
小さいお子さんがいる方や、在宅ケアを受けている方だけでなく、
汚染物の取り扱いは注意してほしい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?