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部活動指導員の研修
暑くなってきましたね。
今回は部活動指導員の研修についての話です。
この研修は1年に一度行われます。
民間人材から部活動指導員として任用される場合、必ず受講しなければなりません。
ぼくは令和5年から部活動指導員として活動しているので、今回が2度目の参加となります。
研修の日程と内容です。
だいたい6月の週末で設定されるみたいです。
土曜はA会場、日曜はB会場で開催され、どちらかに参加する必要があります。
原則は地区ごとに割り振られた会場での参加になりますので、ぼくは土曜のA会場で受講してきました。
都合が合わない場合は別日の別会場でも参加できます。
研修スケジュールは9:00〜12:30で行われます。
【講義内容】
① 制度・服務・引率等について
② 指導・安全管理について
③ 講師を招いての講義(運動部と文化部で別)
④ 応急手当について
①、②は県の担当課の職員が講義してくれます。
部活動指導員が出来ること・出来ないこと、指導する上で気を付けてほしいこと等を説明してくれます。
③は運動部と文化部に分かれての講義になります。
運動部は毎年講師を招いて、講義を受けます。今年は県内の大学でスポーツ関係の研究をしている先生が来てくれました。(去年も県内の違う大学の先生でした)
今年の講義は、メンタル面からの指導についてです。
上達に必要なポイントやイメージトレーニングの方法、姿勢がメンタルに与える影響等々、とても参考になることばかりでした。
もっと聴きたい内容だったので、時間が少なく、駆け足だったのがもったいなかったです。
④は地元の消防士による応急手当の講義です。
熱中症の対応、心臓マッサージの練習、AEDの使い方等をレクチャーしていただきました。
部活動以外でも起きる可能性はあるので、貴重な練習をしっかりしておきました。
落ち着いて処置できるとは思えないので、119番は躊躇なくすることでしょう。
以上が部活動指導員の研修となります。
研修終了後には修了証をもらい、簡単なアンケートを提出して終了です。
おそらく①、②、④に関しては、毎年ほぼ同じ内容だと思います。
でも大事なことだから、当たり前のことを毎年説明してくれているのでしょう。
指導と同じですね。
また、③の講義については新発見もあり、とても参考となるものでした。
指導者になると、どうしても過去の経験に頼った指導になりがちです。でも、科学的なアプローチやトレンドを理解することも大事です。今回の研修では、学び続けることが重要だと改めて感じました。
これを機に気持ちを新たにして頑張っていこう!