[献血]の超難関ハードル
こんばんは。今日もお疲れ様です。
「献血興味あるなあ」
「なんだか友人や家族が勧めてくる」
「電源と漫画とWi-Fi環境が欲しい」
といった方は、是非献血に行って頂きたいのですが
初めてで不安であるのではないでしょうか?
是非初めて行っていただだくと、その素晴らしさに気づくと思います。
某カフェチェーン超級の快適リラックススペース。
生きているだけでものすごく感謝されて自己肯定感が上がる世界。
一度踏み込めばプロ達に声をかけられるでしょう
「見れば分かる お前の強さ
健康だな?
その肉体 練り上げられている
至高の領域に近い」
「そもそも採血怖い!」
「この前風邪引いたんだけど、、私献血できるかな?」
のようなお悩みがあると思います。
僭越ながら献血サークルに所属する私が、ネックになりやすい条件をご紹介したいと思います。
以下に記載するのですが、初めて見られる方はそこまで厳しいの、、と正直思われる程、実は厳しいです。
「健康」という言葉は慎重に使いたいと思っておりますが、献血は今元気な体をお持ちのあなたの権利だと思っております。
是非、興味を持たれましたら、
記事を見て、私大丈夫じゃない?と思いましたら
献血にご参加下さい!
(あくまで解説記事・切り抜き記事としてご参考になってください!現地でのスタッフさんによる判断、以下の公式ページの記載が最終的な基準となります。)
参考文献
条件0「年齢体重」
こちら最も引っかかる事例を見た気が致します。
詳細はホームページの表を参照して頂きたいですが、裾野を最大まで広げると、
16~69歳の体重40kg以上の男女となります。
男女共に全ての種類の献血が可能な基準は、「18~54歳の男女・体重50kg以上」を目安にされると良いと思います!
特に高校生の方、高齢の方、体重が軽めの方には、制限が掛かることが多いです。
取る血液の、全血液量に対する比率が高くなり、よりリスクが大きくなるからだと考えられます。女性は体重が特に軽い傾向があるのか、女性という条件で制限を受ける場合もあります。
安全の為には仕方のない事ですが、私たちは粛々と受け入れましょう、、
条件1「当日の体調不良」
こちら当日体調が通常と異なると感じた場合、当日の献血をお控えいただくと思うので、意外とネックにはならないかと思いますが、まず第一に挙げさせて頂きました。
発熱だけでなく、過度の空腹・睡眠不足なども、最高に快適な献血にとっては敵です。行きたい思いや使命感なども大切ですが、自分の体調が最高に良い時に、思う存分生かす心意気が大切です!
多くの薬もその服用が問題となる可能性があります。今の季節では花粉症の薬なども引っかかる可能性があります。
条件2「出血を伴う治療系」
歯石除去など、歯医者にて治療を受けた場合、治療日を挟む三日間は献血を控えていただく必要があります。
ピアスや刺青を六ヶ月以内を目安に入れられた方もまた、献血を控えていただくことになります。
ただ医療機関などで適切な措置の元ピアスを開けた場合は一月、粘膜を通じるピアスの場合は基本的に献血NGなど、特例も存在しますので、詳しくはホームページをご参考にしてください!
曖昧な基準ですが、大きな外傷や、動物や人間から噛まれた場合も、血液の中に雑菌が含まれる可能性を加味して、献血を断られてしまう場合があります。
やむを得ないものは仕方がないですが、できるだけ正直に答えつつ、日常ではけがに気をつけて過ごしましょう!
条件3「特定の病気にかかったことがある方」
例外も追加もあり得ますので、そのまま引用しますと「心臓病・悪性腫瘍・けいれん性疾患・血液疾患・ぜんそく・脳卒中・梅毒等」がまず挙げられます。
直近の新型コロナウイルスに関しても、療養期間後一ヶ月経過など、疾患に対してそれぞれ期間が設定されているので、不安がある場合は直接お問い合わせいただくと確実です!
私のおすすめは伺う予定の献血ルームに電話でお問い合わせを入れる事です。無闇に電話をしてしまうとご迷惑になってしまうかもしれませんが、足労の程度、無確認で提供してしまうリスクなど、総合的に判断してご連絡いただくのがよろしいかと思います。
輸血歴や臓器移植などを受けられた方も、献血が難しくなる場合が多いです。輸血の安全性を高めるためには仕方のないことなのかもしれません、、
条件4「妊娠中、授乳中の方」
妊娠期間、出産後の1年間は献血を断られてしまう場合が多いです。期間を通じて体内の血液に余裕があるべきだと考えられます。
条件5「海外渡航歴がある」
海外一般に、帰国後4週間を開けた献血が定められています。
マラリア等、地域性のある血液感染症が流行する地域に渡航した場合など、その献血までの間隔期間が伸びる場合は多く、海外諸地域に旅行をする方は慎重に指導を仰ぎましょう。
あとがき
読了ありがとうございました!
以下少々感想を話させて頂きます。
これは私の勝手な見解ですが、会場側にはできる限り献血に自分の意思で来た方から献血を受けたいという意思があり、「何もひっかからないよね?」というスタンスでインタビューを受けることになると思います。
後に検査で引っ掛かれば廃棄すれば良く、できるだけサンプル数を取ろうとするのは自然です。
ある意味献血はしない方が健康かもしれず、せっかく献じたものは社会の役に立ってほしいと願うのは、私は自然だと思います。
もしかしたら使えないかもしれないという条件を事前に知って、確信を持って献血に向かうのも、健全な姿勢の一つかと思います!
また地域では高校毎にシールを貼れて、その回数を比べられるようになっている事例も見かけたことがあります!決して競うものではありませんが、社会貢献の気持ちに誇りを持つことは良いことなのではないでしょうか?
小話を許してくださるならば、献血の歴史をご紹介したいと思います。
現状の知識の範囲にはなりますが、
元々日本では献血の対価にお金をわたす仕組みがありました。
売血と称されたかと思いますが、このような仕組みは以下の理由で廃止されました。
・倫理的に問題があるかもしれない。
・血を売る人が相対的に貧しく健康状態が悪い傾向にあり、品質低下に繋がっていた。
社会では製薬や輸血の現場で新鮮な血液を必要としているにもかかわらず、お金を払うことは法律で禁止されてしまった。
そのような状況を踏まえて、献血ルームを極めて快適に整備する、お金ではなく、ランダムにどんな人にもプレゼントを配ることで、対価ではなく謝意を表す。ような方式が生まれました。
本来お返しがあっても良いようなことをしているのだから、すごく恵まれた福利厚生を受け取っているのだ。という関係は、利害関係が明確で私の腑に落ちるところです。