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enaena38
響きが好きな言葉【風花】
【風花】かざはな
ちらちらと風に運ばれてきた雪片。
季語は冬。
空気の冷たい冬の晴れた空。
まさかこの季節に桜の花びらが舞っているのかと思わず空を仰ぐ。
柔らかな雪片が踊るように舞っている。
風花と書いて"かざはな"と読む。
風でも花でもなく、雪をあらわす言葉なのにこの漢字に妙に納得してしまう。
まるで花びらのような雪の舞。
美しい言葉にまた心惹かれる。
子供の頃の朝。通学路にある桜の木に雪の玉を投げると、枝に積もった雪がはらはらと舞うように落ちてきた。
青い空に真っ白の雪片。
晴れた冬の空には花びらのような雪が舞い、雪のような桜の花びらの舞う季節がまもなくやってくる。
イルカ『なごり雪』
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松任谷由実の「春よ来い」
春が恋しくなる季節ですね。