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エルトン・ジョンに親近感を抱く理由

本日12月21日は、エルトン・ジョンが長年交際していた同性のパートナーと結婚した日です。

エルトン・ジョンといえば、奇抜なメガネにカラフルな衣装。存在だけでパッと目を惹く可愛らしさがありますよね。

故ダイアナ妃とも親交があり、ダイアナ妃が亡くなられた時に歌った「Candle in the Wind 」は有名ですよね。

しかしそれだけではなく、エルトン・ジョンはフレディファンにとっては並々ならぬ親近感を覚える人物でもあるのです。

エルトン・ジョンはフレディ・マーキュリーの親友

エルトン・ジョンとQUEENのマネージャーは同じ人物だったので、エルトン・ジョンはQUEENとも親交が深かったんですよね。

特にフレディ・マーキュリーとは親友で、ロッド・スチュアートと3人でバンドを組もうかなんて話も出てたくらいなんです。まぁ、冗談の粋ですけどね。

エルトン・ジョンは、フレディが亡くなる直前にフレディ宅を訪れているんです。フレディは病状が悪化するとかつての親友たちを遠ざけるようになっていたんですけど、エルトン・ジョンだけは違ったんですよね。

更にエルトン・ジョンはフレディが亡くなった後も、フレディの恋人のことを気にかけてくれてもいるんです。

そんなエルトン・ジョンなので、フレディファンはただならぬ熱い感情を抱くわけなんです。

楽曲はもちろん、私生活でもエルトン・ジョンの嬉しいニュースが聞こえてくると応援したくなっちゃう。


エルトン・ジョンの名曲といえば

そんなわけでエルトン・ジョンの曲も好きなんです。皆さんはどの曲が好きですか?

たくさんの名曲の中で、私はやはりコレなんですよね。

あーぁ、ああーぁ、あ〜
あーぁあ、あーあー、あー

ってやつです。
(わかる人いたらすごい)

◆ 「Goodbye Yellow Brick Road」

直訳すると、"さよなら黄色いレンガ路"。

この曲はアルバム『黄昏のレンガ路』に収録されています。

作詞はバーニン・トーピン、作曲がエルトン・ジョンです。

この"黄色いレンガ路"という題名でピンとこられた方もいらっしゃるかもしれませんが、この曲は『オズの魔法使い』をもとに書かれた歌詞なんです。

"黄色いレンガ路"とは、ドロシーたちが冒険中に歩く路のことです。

歌詞にはどことなくメルヘンな雰囲気が漂い、エルトン・ジョンの作るメロディもそんな雰囲気を壊していません。


例えば

I should have stayed on the farm
ぼくは農場にいれば良かった

ドロシーが叔父さん叔母さんと育った農場を思わせます。

ドロシーが迷い込んだ魔法の世界からもとの農場へ帰るというエピソードさながら、"競争社会とサヨナラして森の懐かしいフクロウのところへ戻るんだ"と歌っています。

Back to the howling old owl in the woods
Hunting the horny back toad
年老いたフクロウのいる森に戻って
ヒキガエルを捕まえるんだ


この曲を聴くと、現代の私たちの生活も考えさせられます。

You can't plant me in your penthouse
I'm going back to my plough
僕を高級マンションにいさせることはできないよ
畑に戻るんだ


都会で競争社会に揉まれて暮らすもよし。田舎でのんびり暮らすもよし。

黄色いレンガ路を通って、あたなはどちらへ行きますか?



なんて、考えたくなる、とても素敵なこんな曲です。


◆ エルトン・ジョン「Goodbye Yellow Brick Road」