お酒ソングといえば
11月のボージョレーヌーボー解禁日が近づくと、ラジオのテーマも「お酒」というワードが増えてきます。
11月のラジオ番組Aでは、1週目、2週目と連続で「お酒」がテーマでした。お酒ソングってなんだろな?と考えていました。
で、真っ先にリクエストしたのが、こちらの曲。
・「Killer Queen(1974年QUEEN)」
She keeps her Moet et Chandon
In her pretty cabinet
彼女は可愛い棚に モエ・エ・シャンドンを飾って
から始まるこの曲。ワインの「モエ・エ・シャンドン」が出てくるところから、お酒ソング!…は無理があるかな?
この曲は、フレディが土曜日の夜に思いついて、日曜日に1日で仕上げてしまったという曲。いつもはメロディから作曲するフレディが、歌詞が先に思いついたそうで、お洒落な歌詞で溢れています。
"Let them eat cake", she says
Just like Marie Antoinette
マリーアントワネットのように
ケーキを食べればよろしいんじゃないと言う
「キラークイーン」というワードも、なんだかお洒落。
この曲のMVでは、フレディがもふもふのショートコートを着て、しゃなりしゃなりとセクシーに歌っています。
結局、この曲はお酒ソングには選ばれなかったのですが、この曲には苦い思い出が。
別の日のラジオで、真冬の寒い日に、「もふもふしたいもの」というテーマの日に、
「キラークイーンを歌う、フレディマーキュリーのもふもふのコートに顔を埋めて、もふもふしてみたいです!」
という、変態じみたメッセージを送ってしまった。きっとスタッフどん引きだったろうな…。
・「even if(2000年平井堅)」
キラークイーンがかからなかったので、翌週に、イーグルスの「TEQUILA SUNRISE (1973年)テキーラ・サンライズ」をリクエストしようかと思いましたが、平井堅さんのこちらの「お酒ソング」をリクエストしました。
2021年11月2週目に番組Aでかかった曲です。
バーのカウンターで、片思いの相手を切なく想う大人のお酒ソングです。
君の心に 僕の雫は落ちないけど
このバーボンとカシスソーダがなくなるまでは
君は 君は 僕のものだよね
鍵をかけて 時間を止めて 君がここから離れないように
どれだけ繊細な描写なのだ、と感心してしまう歌詞。また平井堅さんの震える声がいい。
この曲は、平井堅さんファンの友達とコンサートに行った時に、生で聴きました。
ただただ素敵でした。
個人的には、平井堅さんは、明るい曲よりもしっとりとした曲が好きです。この曲が入っているアルバム、「Ken's Bar」は、まさにお酒に合うな、というアルバムです。
アルバムのコンセプトは「お酒」。しかもバーでしっぽり呑む大人のお酒。平井堅さんの大人の魅力に溢れたアルバムです。
・「オジー自慢のオリオンビール(2002年BEGIN)」
三ツ星かざして高々と
ビールに託したウチナーの
夢と飲むから美味しいさ
オジー自慢のオリオンビール
オジー自慢のオリオンビール
この日、他のリスナーさんのリクエストで流れてきたのは、こんな愉快なお酒ソングでした。
QUEENのお洒落なお酒ソング(かかりませんでしたが)、平井堅さんの大人なお酒ソング、BEGINの明るいお酒ソング。
どれもいい。
#お酒ソング #キラークイーン#QUEEN#平井堅