映画音楽もリクエストしてみる
2021年2月の3週目のラジオ。リクエストは一つも採用されず。
4週目に、2曲採用されました。
香港映画にどハマり
たまたま家事をしながら、朝のラジオを聴いていたら、声の素敵な男性DJさんが、映画のお話をされていて。
ふと、思いついてリクエストしたのが、この曲。
Only you(1983年フライングピケッツ)
ああ!この曲ね!
と頷いていただける方がいたら、ハグをしたいくらい、思い入れのある曲です。
学生時代から社会人になる頃、ウォンカーワイ監督の映画にどハマりしていました。
きっかけは、香港映画ってなんかオシャレっぽかったから。
ハリウッドの、スカッとしたストーリー展開や映像とは違って、アンニュイで気怠い映像が、オシャレっぽかったから。
というより、オシャレな人になれるんじゃないかと、勘違いしていたのかも。
実際に流行っていましたしね。
レンタルでなんとなく観てみた「恋する惑星(1994)」がどストライクで、次々とウォンカーワイ監督の映画を漁ることになりました。
当時中国語を学んでいて、アジアをあちこち訪れていたのも影響していたと思います。
「恋する惑星(1994)」「天使の涙(1995)」「ブエノスアイレス(1997)」「花様年華(2000)」は購入して何度も観ました。(何度も観ないと内容がよくわからないという説も…)
中でも大好きなのが、「天使の涙」
レオンライの虜になってしまいました。
レオンライとは。
この映画を観るまでは、全く知りませんでした。1966年生まれの香港の俳優さんです。
映画の中では殺し屋を演じています。イケメンというよりは、優しい顔。
優しい顔して、クールに人を殺していく。深い闇に包まれたキャラクターなのですが、どこか寂しげで儚げな、訳あり人物。
というわけで、一度見ると目が離せなくなる彼の魅力に、やられてしまったのであります。
レオンライといえば、「ラブソング(1996ピーターチャン監督)」もおススメです。真逆の役柄を演じています。これまた役柄のギャップが激しくて、いい意味で、不安な気持ちにさせられる役者さんです。
ハマる人はどっぷりハマるだろうなぁ。ハイ、わたし。
フェイウォンの夢中人(1995)を聴けば、恋する惑星のワンシーンが浮かぶように、フライングピケッツの、
パラララ〜パラララ〜
を聴けば、「天使の涙」のレオンライが浮かぶのです。(ちなみに、その後レオンライはご結婚されて、お子さんもいらっしゃるとか。歳を重ねた今でも素敵なハズ)
最近になって、フライングピケッツのOnly youをYouTubeで見たのですが(当時はフライングピケッツの風貌など知り得ませんでした)、こんなオジサン達だったとは!なんとも怪しげな雰囲気は、映画とマッチしているようないないような…。
持田香織最強説
この週の2曲目は、この曲でした。番組Aで、テーマは「てがみ」
恋文(2004年ELT)
僕が見つめる先に 君の姿があってほしい
この部分、最高に綺麗なメロディ。
ELTの持田香織といえば、大学時代、女子はこぞってカラオケでELTの歌を歌っていましたね。
友達が先に「出会った頃のように(1997)」を歌うと、「やられたー!」と、すぐに次のELTの曲を探していたような。
当時は PUFFYも大流行で、 PUFFY風女子もたくさんいました。
でも、Tシャツに古着のデニムで、ゆらゆらとPUFFYの「アジアの純真(1996)」を歌うより、半袖ワンピースで、楚々としてELTの「For the moment(1997)」を歌う方が、モテていたような。少なくとも、私のまわりはそうでした。
ちなみに、私は竹内まりやらへんを歌っておりました…。地味。
今週の気づき
「一度リクエストでかかった曲はかかりやすい?」
この週にかけていただいた、フライングピケッツのOnly youは、三ヶ月ほどの間に、週をまたいで何度かかかるようになりました。リクエストはしていませんが、局側が色んな番組内でかけていました。その度にホロリときてしまいました。
#フライングピケッツ #持田香織#ウォンカーワイ#レオンライ#ELT#ラジオ