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🎼「人生の扉」に思う

 63歳になった。毎年この時期に小中学の同級生と温泉旅行にでかける。カラオケの最後は竹内まりやの「人生の扉」だ。60を過ぎてから聴くこの曲に心が震える。小中学生の友と唄うと涙が溢れる。

 信じられない速さで 時が過ぎる去ると知ってから、この歌が特別のものになった。どんな人生だって、自分のものだから、価値があるに違いない。

 「人生の扉」は、人生の応援歌ではなく、人生の悲しみ喜びを正面にとらえた静かな名曲と思う。

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