見出し画像

胃カメラ(意識あるやつ)初体験レポ

どうも。
こりーぬ、です。
初めての方も、また読んでくださってる方も
ありがとうございます。

お役所からね、
胃がん検査のご案内が来たので
予約取って行ってきたんです。

胃カメラはお初ではなく、
人間ドックかなんかで受けたことは
あるものの、
意識がない状態でしか受けたこと
なかったの。

根がヘタレなもんで、
痛いのを極力避けてきてましてね。
全身麻酔が掛けられるやつは
土壇場でも全部それ使ってきたんです。

無痛分娩は近くでやってるところが
なかったからできなかったけれど、
横向きに生えていた親知らずを抜く
とかも、
全身麻酔使えますよって
表示を見たらすぐお願いしちゃう。
そこに金を掛けることに
何の躊躇もなかった!

眠っている間に全部終わってるのって
本当にありがたい。
もちろん、麻酔が切れたら
手術とかで切ったりしたところが
痛くなったりと
辛いことも経験できます。

部分麻酔では痛みはなくとも感じる
切られてる瞬間や
喉や鼻に何かを押し込められている瞬間
からは意識を手放すことが
できるのはいいけど、
毎回、これで目が覚めなかったら
どうしよう、っていう
変な緊張感はありますよ。

でも、今回は自治体の検診なので
鼻か口から胃カメラを
挿入することしか認められない。
とはいえ、局部麻酔はしますよ。

これで済めば1500円。
どーしてもダメって場合は
保険診療に切り替わって
1万円程度。

いやぁ6~7倍っすか……
じゃあ、今回はネタにもなるし
なんとか頑張ってみましょってことで、
覚悟を決めました。

前日21時までに食事を終わらせ、
翌朝まで絶食。
今回は午前中に予約を取ったので
空腹はそこまで辛くない。

自治体から送られてきた問診票に
書き込みをして、
いざ病院へ。

問診表の内容は、これまでの
胃に関する病歴や
肉親の病歴など。

検査着に着替えをするのかと思いきや
服はそのままでOKでした。

看護師さんから
色々と説明を受け、
口よりも鼻の方が楽だということで
おススメされまして、
今回は鼻から挿入することに。

ただ、女性は鼻から口にかけての
穴が狭い人がいるらしく、
入れるのに手こずる場合は
口に切り替えるんだそうです。

それでも
えずく(「嘔吐く」って書くんだって!
しかも近畿の方言だった!そういえば
関東勢には近年浸透してきた動詞かも。
子どもの頃はおえっとなるとしか
大人も言ってなかった気がするし。)
人は、止むを得ず全身麻酔に
切り替えたりするそうですが、
そこはその時にご相談だそうです。

さて、まずは
胃の泡を消す透明な薬を
小さな紙コップで飲み干す。
そんなに変な味はしなかった。

次にベッドに仰向けに寝転んだら
顎クイされて(気道確保?)
鼻の中にドロッとした麻酔薬を
入れていきます。
これを鼻水を啜る様に喉まで通して
ごくんと飲み込む。

そうしたら
横向きに寝かされ
紙エプロンをつけて
口の下にティッシュを
沢山敷かれました。

口から涎を垂れ流す練習をしながら
麻酔が効くのを待ちます。
少し落ち着いたら
今度は喉にもスプレー状の
麻酔薬をシュッシュとされ、
それも嚥下します。
これはちょっとだけ苦かった。

身体の力を抜いて受けるのが
コツだと言われたので、
そのままだらりと横たわったまま
ひたすら涎を流すままに。

徐々に鼻と喉に違和感がやってくると
先生もこちらにやってきて
胃カメラの挿入開始です。

鼻の奥を通る時と
喉の嚥下する場所を通る時が
一番いやな感じがしたけど、
その度に看護師さんに教えられた
枕に頬をくっつける体勢、
溜息を吐くように息をする、
身体の力を抜く、
の3点を意識してました。
ちょっと苦しくなって
咳込んだりはしたんだけどね。

目の前では胃カメラのコードが
入っていく様子が見えて
挿入する時に潤滑剤だと思うんだけど
看護師さんがジェルを振りかける。

カメラの中継画面も見えるし
気を紛らわせるために
そっちを見ててもいいよって
言われたけど、
見るには体勢がきついし、
喉の異物感に耐えられなくて
ほぼ目を瞑ってました。

生理的な涙はダラダラ流れるし、
こんなんでちょっとキツイと思う私は
たぶん拷問なんて到底耐えられない
と思いました……

胃の中を広げるのに
空気を送り込んだりしているから
お腹がちょっと苦しい。

先生が話しかけてくれるけど
答えられるような余裕はなかったな。

十二指腸の方まで見て、
最後に大きく息を吸って、
止めて、
吐く、
をやって終了。
カメラを抜いていくのは
入れるよりもずーっとスムーズ。

看護師さんにも
「上手でしたよー」と言われて
嬉しいんだけど
喉の違和感で言葉を発せられず、
コクコクと頷くだけになった私。

鼻水?と涎を思う存分拭って
落ち着いたら
おしまい。

呼ばれてから受付に戻るまで
30分位と
思っていたよりも短時間で終了。

鼻と喉に麻酔が掛かっているので
むせたりしやすいから
気を付けて、ということと、
1時間後までは飲食禁止!

1時間以上経ったら
まずは水を一口飲んでみて、
問題なければ食事もOK!
飲食に制限はありません。

まあ、
麻酔が効いている間は
鼻と喉の違和感が多少あるけど
鼻をカメラが通るから
やけに片側だけ鼻の通りがよかったわ。

鼻に突っ込んだ麻酔薬とかが出てくるのか、
ちょっと気持ち悪いし、
鼻から垂れてくるような感覚が
暫く続くのが煩わしい。
強くかむと鼻血が出ることもあるらしいよ。

あと、空気を入れられたから
げっぷやおならがでるって言われた。
たしかにげっぷは出たけど
そこまで酷くはなかったかなぁ。

検査結果が出るのは3週間後。
先生にも「すっごく綺麗だねー」
と言われていたので、
まず何の問題もないでしょう。

ワタシは(胃の)美しい女。

ということで
綺麗と言われるのは
どこの部分でも嬉しいよねー

腹黒女でないことは
これで証明されました。

有意識下での
胃カメラ体験レポート
これにて終了!

胃カメラこわーいと
思ってたけど、
詳細を知ることで
私と同じように思ってる人の
心の安寧に繋がれば
これ幸いナリ。

※個人の感想です。
受診先によって
多少異なる可能性はありますので
悪しからず。

いいなと思ったら応援しよう!