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茶の湯稽古場から 御菓子
利休忌の道具を出しますので、お菓子を安土桃山時代に思いを馳せ考えてみました。
主菓子を金団・練りきり・饅頭ではなく「栗と干瓢」にしました。どちらも甘く煮てある品を買って、水で甘味を抜きました。
砂糖は江戸中期くらいまで、庶民の口には入らない筈です。今朝現在、少々水っぽいので「りゅうさん紙」を懐紙の助けに出しました。
干菓子は東都名物青山菊家さんの「利休ふやき」にしました。ズバリ居士の名前を冠する菓子で、東京では愛される品です。
青山骨董通りに面した、風情有る店でした。
現在はビルの9階まで、上がらなければなりません。
さてこの二種のお菓子、社中の感想は如何?