茶席のやり取り

地区茶道協会の初釜で、楽しいヤリトリが沢山生まれたのです。

2月2日は「節分」に当たっていました。
そこで、赤絵内福の字菓子鉢・一升枡を煙草盆に使いました。
モノの解る客から「福は内で、枡から豆を撒くのですね。鬼は外ですか?」こう問われました。

私からは(いいえ鬼は、今ここに居ますよ)返答しました。「先生まさか私達が鬼○○と、言うのではー」(とんでも無い、お美しい方々にそんな事言いませんよ!鬼は私にも皆様にも、ここに)

自分の胸の辺りを、叩きました。皆納得顔で笑いました。このやり取りが好評で、良い反応のメールが沢山来ました。

「お道具を細かく説明して下さり、取り合わせが解りました」「点前さん・お運びさんの失敗をカバーなさり、お客を思いと気配りが見事で…」などと褒めて頂きました。 

我ながら幸先の良い、本領発揮の亭主役でした。