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初釜に

茶妹から初釜の、お招きが有りました。生憎の大雨、若い方は雨コート持っているかな?と心配しつつ、参上。

「足下の悪い中を…」亭主から挨拶(いえ私には嬉しい雨です。長い間秘蔵してきた、超ヨソユキの雨コートを下ろせたから)この一言で、席中の緊張が緩みました。

炭・点心・濃茶・薄茶の順番でした。お香銘「松重」に納得。点心は料理自慢なので、手作り「大川さんの、苦手な鳥は抜いてあります」やはり長年の付き合いです。

その他道具類、軸以外例年通りと謙遜なさいました。(でも毎年、正月だけ会える道具もよいですね~)どの口が言うかとは、思いましたが。

終了後「大川さんに来て頂くと、勉強になる。楽しく笑いが絶えないで、感謝している」との、嬉しい言葉が!

出し掛けた熨斗袋を再び懐に、入れる仕草で(じゃこれは、私へのお礼と言う事で)と最後の一笑いを。

外に出ると雨が止み、西空が明るくなっていました。歌会初めの御題「和」を、軸に出したのは上出来でした。