茶席のやり取り 2
(お早めですが、どうぞお菓子をお召し上がり下さい))こう勧めたのに、正客が食べません。なので連客も遠慮して~
(皆さん、正客に構わないで食べて下さいな。この人床の間を見るのに、夢中だから)
(それとテイク・アウトは出来ませんから)
笑いが起こり、漸く食べ始めました。
点前終了時「道具の写真撮っても、良いですか?」(はいどうぞ、ご遠慮無く。なんなら私も入りましょうか)すると「それなら私と一緒に、お願いします」人気者はツライ!
「すいません、もう一度お軸を読んで下さい」
(困りましたね、日本人なのに日本語が読めないなんて…)「先生、私帰国子女なんで」見事な返しでした。
(まあそうだったの!でも貴女の年だと、満州から?)この一言で爆笑が。
水屋に戻ると、席中から「とても楽しいお席ね」との声が聞こえ、ウレシクなりました。