取り合わせ 茶花

先に「葵祭り」の趣向で、稽古しました。
U流には12代家元好み「賀茂川籠」が有り、それを使いました。

これは賀茂川に有る(蛇籠)からの、着想と聞き及びます。
この花入れに、白い(立波草)を、入れました。無論、川と波の表現です。

小判草が熟して、らしい色目になりました。茶碗に(金海・猫掻き)茶碗を使います。無論、猫に小判の洒落です。

この様に茶花も良く考えると、取り合わせの助けになります。
花好きで沢山育てている私。時々花を見ていて、ヒラメク瞬間が、あります。

(京鹿の子を生けるなら、花入れは
14代お好みの繭籠。蓋置に糸巻きを使い・・)こう考えると、胸も弾みます。