茶会案内

若い茶友から「五月二週目の日曜日、空いてますか?」と電話がありました。
「茶会を担当するので、大丈夫なら案内状を送付したい」こう続けます。

親しい間柄ならば、このやり方も有でしょう。むやみやたら、書信を送る時代は過ぎました。第一に郵送料も高くなっています。

(それで茶券はおいくら?)「三席と点心で、一万円」(それでは高くて、お弟子さんに勧められん。五千円迄位なら、声も掛けやすいけれどねー)

「私もそう思うけれど、この団体は…」
(点心だせば、そこにも人は必要だし。今時は食事なしでも、良いですよね)

「来て下さるなら、お互い様でお祝い無しでね」(まぁウレシイ、それが一番!茶券代に交通費もかかるし)ついつい本音がこぼれました。

(貴女余計なお世話だけれど、先輩方年長者に電話は駄目ですよ)「あらご心配有り難う。でも喧しい客は、大川さんだから」言ってくれます。