ポケカ(エクストラ)の禁止カードについて思ったこと(禁止のままでいいと思うトレーナーズ編)
参考:現在のポケカ(エクストラ)の禁止カードのリストが書かれたページ
禁止のままでいいと思うポケモン編はこちら
禁止のままでいいと思うカード(トレーナーズ編)
・ザクザクピッケル&マチスの作戦
ジラーチEXにしまめぐりのあかしを付けたり、
やみのいしで即座に進化させられるムウマージの特性「ふしぎなことづけ」を使用したりしてきぜつさせることにより、
相手の残りサイドを1枚にした後、マチスの作戦→N→マーズの順に
サポートを使用して、相手の手札を0枚にする→その後、ザクザクピッケルを使用して相手の山札の一番上を操作して手札事故を起こさせる
このコンボがかなり問題視されたためか禁止になったようですが、
このコンボを抜きにしても
・オロヨノGXのナイトウォッチャーなどによって相手の手札が少なくなってきたタイミングでザクザクピッケルを使うだけで、相手の手札事故を
起こして1ターン稼げる可能性がある
・レアコイルの「しょうしゅうしんごう」で相手のサイドの残り枚数を
自分より少なくして、マチスの作戦→エリートトレーナーorクセロシキの
たくらみ→マーズの順にサポートを使用して相手の手札を2枚にした後、
オロヨノGXのナイトウォッチャーで相手の手札を0枚にする(このコンボのために必要なサポートを、3枚まとめて「しょうしゅうしんごう」でサーチできるのもまずいか)
といったことができてしまうので、両方とも禁止のままでいいでしょう。
(しまめぐりのあかしやムウマージはいいのか?という意見もありそう
ですが、これらはジラーチEXややみのいしといった相方さえいなければ
禁止にするほどではないと思っているので、併用禁止のところに書くことにしました)
・リセットスタンプ
ザクザクピッケル&マチスの作戦のところに書いたコンボの際、
マチスの作戦を使わなくてもこれを使った後にマーズを使うだけで相手の
手札を0枚にしてしまえるのが禁止になった理由でしょう。
しかし、それを抜きにしてもグッズで容易に手札干渉してしまえるのは
問題ありだと思ったので、禁止のままでいいでしょう。
(序盤ならほとんど痛くないですが、終盤に撃たれて手札を2枚にでも
されたらそのままゲームセットになりかねないので…)
・レッドカード
リセットスタンプと比べたら相手の手札が4枚になるため、終盤に撃たれた際のダメージこそ低めなものの、グッズなので先攻1ターン目に撃って
相手の手札を4枚にできるという独自の強みが存在します。
後攻プレイヤーが何もできない先攻1ターン目にそんなことをされたら
内心キレても仕方ない気がしたので、禁止のままでいいでしょう。
・時のパズル
ヤミラミの「ジャンクハンド」でこれを毎ターン2枚回収して、トラッシュの好きなカード2枚を使い回せてしまったのが、ヤミラミと一緒に禁止に
された理由だと思いますが、それを抜きにしても2枚使った際にトラッシュからグッズで手札に加えるのが難しいと思われるグッズ・ポケモンの
どうぐ・スタジアム・特殊エネ(もちろんACE SPEC含む)を含めた2枚の
カードを回収できるのは強すぎると思うので、禁止のままでいいでしょう。
(同じカードを2枚揃えるのは難しいように見えて、ポケカには豊富に
存在するドローソース&サーチカードを使えば十分可能なので…)
・回収ネット
これを使いテツノブジンexの「タキオンビット」を使い回すことに
よって、先攻1ターンキルの成功率を大きく上げてしまったことが主な
禁止理由だと思います。
しかし、それを抜きにしても耐久力が高くメタルコアバリアにも対応
しているブリジュラスexがダメージを受けた後、グッズで回収することで
ダメージをチャラにして再び出し直し、耐久戦術を行えるのは
問題があると思ったので禁止のままでいいでしょう。
(悪リザードンexでも耐久戦術は行えるものの、2進化なので立て直す手間がかかるため、使うとしても優秀な特性を持つ「うらこうさく」ジメレオンを優先するでしょう)
ゲッコウガex・ドラパルトex・イルカマンexでも耐久戦術は行えますが、
イルカマンex以外の2体は2進化なので立て直す手間がかかり、
3体ともワザを使うのにエネを1つ貼ればいいだけなので、
進化したままダメカンを取り除けるまんたんのくすりを優先した方がいい
でしょう。
(ドラパルトexだけは、特殊エネであるダブルドラゴンエネルギーに頼る
必要がありますが…)
・フラダリの奥の手
これを撃つことによって
・トラッシュにあるすべてのカードを山札に戻せるので、グッズやポケモンの特性によって引き直すことができれば、これ1枚でトラッシュに落ちた
必要なカードを使い回せる可能性がある
・1ターンの間に大量にグッズを使ったり、ポケモンの特性を使うなどして大量ドローしてからこれを使った後、もう1回大量ドローすることによって
かなりの時間稼ぎができる
(時間切れになった時点でサイド差によって勝敗が決まる大会なら、
有利な側がこの動きをすればそのまま勝てる可能性もある)
・十分な枚数あるであろうトラッシュのカードが山札に戻ってしまうため、
ライブラリーアウト戦術が全否定されてしまう
(バトルサーチャーで回収してもう1回撃てば、ライブラリーアウトで勝つことはできなくなるだろう)
といった感じのことができるでしょう。
個人的には「かなりの時間稼ぎができる」「ライブラリーアウト戦術を
全否定してしまう」というだけで、禁止解除してはいけないと思います。
プレイジムTOKYOで開催されている、非公認の殿堂レギュレーションの
大会で制定された「ロコ殿」による殿堂ポイント表で唯一「禁止」となっている時点で大概なものだと言えるでしょうが、危険度は「ひとだましんか」ヨマワルと「カースドボム」サマヨールの組み合わせに比べたらかなり
劣りそうです。
(ほとんどの場合先攻1ターンキルに成功するどころか、後攻になって
しまってもサイドを取り切って勝つ可能性がある1ターンキルデッキと
比べてはいけないか)
・マツブサの隠し玉
これを使っていきなりトラッシュから「げんしのちから」アーケオスを
ベンチに場に出し、手軽に進化デッキを機能停止に追い込めるせいで禁止になったようですが、それを抜きにしても
自分の場のポケモンの数が相手より少なければ、相手だけグッズロック
できる「かせきのしがらみ」オムスターをいきなりトラッシュからベンチに出せるのはいただけないと思うので、禁止のままでいいでしょう。
(「かせきのきおく」カブトプスも候補に挙げようと思いましたが、
相手だけのサポートロックがバトル場にいるとき限定なので候補から
外しました)
・こわいおねえさん
自分のスタジアムをトラッシュする羽目になったとしても、サポート1枚で相手の手札を3枚もトラッシュできるのはさすがに強すぎると思うので、
禁止のままでいいでしょう。
もしこれが解禁されたら、自身の雪道をトラッシュしつつ相手への
ハンデスを行えるカードとして、枠さえ空けば雪道ミュウに採用されるのは間違いないでしょう。
(ゲノセクトVの「フュージョンシステム」のおかげで、雪道ミュウは
サポートなしで大量ドローすることができるので)
・ゲーチス
ほぼ下位互換である、手札からグッズを2枚トラッシュするビワでも
コントロールデッキに採用されるレベルの強さがあるのに、手札のグッズをすべて山札に戻した後、戻した分だけカードを引けるこれが解禁されて
しまったらビワの立場がなくなってしまうので、禁止のままで
いいでしょう。
(相手の手札にグッズがないと効果がないとはいえ、相手の手札次第では
複数ハンデス&複数ドローを狙えるのはエクストラでもダメだと判断されたのでしょう)
・オカルトマニア
同じ特性ロック効果を持つ「ダストオキシン」ダストダスと違い、
使い切りのサポートなのでサポート権を使ってしまう上に、
1ターンで効果が切れてしまうものの
・サポートを撃つだけで特性を止められるのでベンチを圧迫しない上に、
ダストダスと違いフィールドブロアーを使うなどすることによって
特性ロックを解除されることなく、確実に1ターンの間特性を止められる
・撃つタイミングはワザを撃つ前ならいつでもOKなので、
こくばバドレックスVMAXの「めいかいのとびら」や
ゲノセクトVの「フュージョンシステム」などでデッキを回した後に
撃つことによって、実質相手だけ特性ロックをすることもできる
(これをバトルサーチャーで回収できたら、さらに長いターン特性をロックし続けられる)
といった特有の強み(そういうには強すぎるが)も存在するので、
禁止のままでいいでしょう。
もしこれが解禁されたら、ミュウVMAXデッキにこれを入れた
オカルトマニアミュウや、ダストダスの代わりにこれを入れた
こくばバドレックスVMAXデッキを組んでみたいです。
・巨大植物の森
進化元のタネボーとコノハナが草ポケモンなので、これを貼った状況なら
1ターンで立てられるダーテングの「きょだいなうちわ」によって、
先攻1ターン目に相手の場のポケモンを0体にして特殊勝利を目指すデッキが生まれてしまったせいで禁止になったようです。
しかし、それを抜きにしても「イライラかふん」ラフレシアを
先攻1ターン目に立てられたらデッキが機能停止しかねないので、
禁止のままでいいでしょう。
併用禁止にすればいいと思うカードの組み合わせ&
禁止解除していいと思うカード編はこちら
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