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今更ながら、ポケットモンスター ソード+エキスパンションパス プレイ感想

良かった点
・シンボルエンカウントが導入されたおかげで、欲しいポケモンを入手
しやすくなった
・メニュー画面からポケモンボックスにアクセスできるようになった
おかげで、ポケモンを引き出すためだけにポケモンセンターによる必要が
なくなった
・タウリンなどだけで努力値を252まで振れるようになった上に、
ミントで性格補正も変えられるようになり、おうかんも入手しやすい
おかげで、育成がかなり楽になった
→これらに加え、同じポケモン同士(同じ性別でもOK)を預けることで
タマゴ技を引き継げるようになったので、タマゴ技を覚えさせるのを
忘れても問題なくなった
(ちなみに、私はこの方法で主力のエースバーンにふいうちを覚えさせた)
・一日派遣しないと効果が薄いとはいえ、ポケジョブが導入された
おかげで、プレイしていないときにもポケモンを育てられるようになった
・ワイルドエリア、鎧の孤島、冠の雪原のようなオープンワールド形式の
マップが導入されたおかげで、探索する楽しみが上がった
・Lvを84以上に上げた、キョダイマックスニャースでトーナメントに挑み
キョダイコバンを3回使わせれば、それだけで1戦につき10万円近く
手に入るので、かなり金策がしやすくなった
(とはいえ、ゴースト使いのウェイとシールド版のオニオン相手には
使えないので、当たりそうだったらリセットしたいところ)
・めざめるパワーが廃止されたのもあって、厳選にかかる手間が大きく
省けるようになった
→とはいえ、めざめるパワーがないと辛いポケモンの救済が十分とは
言えないのは気になった

そこまで気にしていない点
・過去作に出てきたポケモンの半分ぐらいが使えなくなったものの、
それでも全体で400種類はある上に、対戦ではそれを考慮した
パーティ構築をすればいいだけなのでさほど気にならなかった
(容量の問題を考えたら、仕方ないという声もあったらしい)

気になった点
・新要素のダイマックスは全ポケモンが使用できる上に「どこで
ダイマックスを使うか」という駆け引きを生み出せる点では評価できる
ものの、対戦でもっとも重要な素早さを1段階上げられる上に
威力も十分なダイジェットがあまりにも強すぎた
→素早さが上がるだけでも十分強いんだから、威力はダイナックルや
ダイアシッド以下でもよかったのでは?
・すべての技をタイプ一致で撃てる特性「リベロ」を持つ、エースバーンが強すぎた
(前述のダイジェットで素早さを上げつつ、地面技をかわすのはちょっと…「へんげんじざい」ゲッコウガから何も学んでいないのか?)
・パッケージの伝説ポケモン2匹のうち、ザシアンだけがあまりにも
強すぎた一方、ザマゼンタの冷遇ぶりがひどかった
→一般ポケモンでも対策できるとはいえ、くちたけんを持たせれば
グラードンより高い攻撃とドラパルトより高い素早さを有するようになり、タイプもフェアリー/鋼と優秀、特性で攻撃が1段階上がるというのは
強すぎたのではないか
(もしザマゼンタが特性で1段階上がった防御を生かせるボディプレスを
覚えたとしても、特殊技には無力なのでザシアンが不遇なのは
変わらなかっただろう)
・おうかんがあるのはいいが、第七世代同様レベル100にならないと
使えない
→おうかんが手に入りやすいのもあって、けいけんアメがあるとはいえ、
おうかんを手に入れるよりレベル100まで上げるほうが面倒だった
(ランクマッチのことを考えたら、せめてレベル50になった時点で使える
ようにした方がいいのではないか)
・マックスレイドバトルのNPCのポケモンが弱く、すぐ倒されてしまう
→そのせいで「自分のポケモンは1回も倒されていないのに、
NPCのポケモンが合計4回倒された」ために失敗したことがよくあった
・簡単に上げられる努力値と違い、それなりにレアなダイマックスアメを
使わないと上げられないダイマックスレベル(最大の10にしない理由が
ほぼない)の存在
→正直言って、ダイマックスレベルなんていらないと思った
・少しだけ見える頭部を目印にして行う、ディグダ探しがあまりにも面倒
だった
・ダイマックスアドベンチャーの仕様
→過去作の伝説ポケモンを確定で捕獲できる(しかも4V確定)のはいいが、あらかじめ用意されたポケモンしか使えずかなり苦労した上に、
シンクロも効かないため性格も厳選できなかった
(ちなみに、全体技を連発してきて、HPが減ったらパーフェクトフォルムになってHPが全快するジガルデだけは「ソロプレイで勝てるのか?」と
思わされるぐらい強かったため、いまだに倒せていない)
・レジエレキとレジドラゴ、ブリザポスとレイスポス、いちげきウーラオスとれんげきウーラオスといった、二者択一のポケモンが存在する
→そのせいで、図鑑を完成させるためには2週目要素のないこのゲームを、
2週行わなければならないのが辛いところ)
・オープンワールドマップを探索している際「自分が今どこにいるか」
「どの方角に向かって探索しているか」が分からなかったせいで、
迷うことがよくあった
→聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナみたいに今どこにいるかが分かり、
どの方角に向かっているかの矢印があれば、迷うことはなかったのだが…
・第五~第七世代のうちは、だいもんじ・れいとうビーム・10まんボルト・じしんといった優秀な技がわざマシン(何回でも使える)として登録されていたのに、今作ではわざレコード(使い捨て)に登録されることになった
→そのせいで、前述の優秀な技を覚えさせるのをためらってしまうことが
よくあった(日付絡みのバグ技でWを稼げば、わざレコードの数は揃え
やすいのが救いか)

総評
ダイジェットの強さを始めとした対戦バランスの粗、ザシアンとザマゼンタの格差、マックスレイドバトル・ダイマックスアドベンチャー・オープン
ワールドマップの仕様など気になった部分がいくつかあった。
しかし、全ポケモンが使用できるダイマックス自体は評価できるシステム
だった上に、育成・金策などがだいぶ楽になったことなどは評価できた
ので、2022/11/18に発売する「スカーレット・バイオレット」にも期待が
できそうな作品だと思った。
(正直言って「いつものポケモンが、さらなる進化を遂げた」というだけ
でも良作と呼ぶにふさわしかった。とはいえ、2バージョン商法は大嫌い
なので
新品を買う気はないが)

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