映画『MONDAYS』 感想
ネタバレ含むかもです。
【あらすじ】
ベンチャー・ブラックという言葉がぴったりの小さな広告代理店に勤める社員たち。1週間で同じ月曜日に戻るというタイムリープしていることに気付く。その原因である部長にタイムリープを気づかせるために、奔走していく過程で、絆を強める社員たち。
何十回も繰り返した末、ようやく、原因である呪いのブレスレットを破壊し、来週が来る!と思った月曜日。…なぜかまた同じ月曜日。
そこから、真の原因である部長の後悔を晴らすためにまた奔走していく。その行為は「部長のマンガを書き上げる」ことだった!
【感想】
タイムリープのSF感がありつつも、登場人物がもつ社会人としての仕事への責任感が絶妙でした。いつタイムリープが終わるかわからないから、仕事はちゃんとやる。やりつつもタイムリープの存在に気付かせるっているのがリアルで面白かった。映画館で声出して笑ったのは久しぶりでした。
後半からは、「自身の夢の実現の優先順位を1番に、なによりも頑張ることが正解なのか」といテーマだったのかなと思った。
夢を放置してしまっても、満足のいく生は送れない、かといってそこにつっぱしって大切なものを見落としてはいけない。そんなことを考えさせられました。
映画では描かれなかったけど、主人公ちゃんの来週以降の仕事っぷりは変わらない、それでも、周囲の声とか、周囲の生き方とかそういうのも取り入れて、夢に追い詰められずに生きていってほしいな。