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神社から現れた神の使い…(母の妖怪体験)

皆様こんばんわ♪
猫3柴2ときどき…幽霊です。
幽霊とはどんな感じに視えるかやはり気になりますよね。
私も皆さんがどんな感じに視えるのか気になります。
つたない絵ですが、視えた時の感じを簡単に絵で書いてみた方が楽しいかと思ったので今回からイラストも交えていこうと思います。

前回は動物達の方が幽霊を目撃しやすいという記事を書かせて頂きました。
昨晩も何か変な感じがしたので目がパッと覚め、ある一点の方を見つめていると私の布団で一緒に寝ている次女のもみじも同じ方向を見つめていました。次女が警戒態勢から寝る体制になるまで一緒に見つめていましたが、今考えると相手の幽霊の方が怖かったのではと思います…。

幽霊の方が怖かったであろう私&猫との夜中の長時間にらめっこ

さて、今回は私の母が体験した妖怪の事を書こうと思います。
  
   それでは…ゴランクダサイ…

「お母さんね…小さい頃…息を呑む美しさとはああいう事なんだなって思った出来事があったんよ」

3時のおやつを食べようとお菓子やらコーヒーやらを準備している時に母は突然言い出した

「息を呑む…ねぇ~。なんか綺麗な人に会ったとか?」

コーヒーを入れながら母は首を振った

母が席に座り2人で向かい合ってコーヒーを飲みだすと少しずつ話しだす

お母さんが小学生の時なんやけどね…

アンタも知ってるやろ?おばあちゃんの家の近くに神社があるの

あそこは木がいっぱいあるから、小さい頃から毎日木によく登って遊んでたんやわ

たしか夏やってなぁ~

セミがジャンジャカやかましいくらいに鳴いてたわ

その日も…友達3人ほどで神社の近くで木登りして遊んでて

お母さんは木登り上手いからスルッとうえに上がって

友達がいてる場所を見下ろしてたんよね

ほんなら、ガサガサッ…ガサッって神社の方の草むらが動いてな…

何かがこっちに向かってくんねんけど、木と草むらで分からんくてずっとみてたんよね

そしたらね…出てきたんよ…

「なにが?」

もうそらぁ~驚いたわ

黄金に輝く大きな狛犬(こまいぬ)が出てきてん

のそっ…のそっ…のそっ…って草むらから出てきてなぁ~

狛犬やぁ~狛犬がそこの草むらから出とる~って友達に指さして言うたんやけど

友達には視えんかったみたいで、どこにいてるねんって言われてな…

そこや~そこに大きい狛犬いてる~って言うたんやけど、やっぱりお母さんしか視えてなくてね

ほんまに神社に祀っとる狛犬そのままやってん

もう…眩しいくらいに光ってて大きくてな~

もう…ほんまに綺麗で…お母さん今でも鮮明に覚えてるわ…

急いで木から降りたら…もう狛犬はおらんくなってんよ

ほんとに眩しいくらいに光ってたんよ

「怖くなかったん?小学生やしそんな大きいのん出てきたら怖いやろ」

お母さんな…ほんまに不思議やねんけど

全然怖くなかってん…怖いよりも綺麗や~と思ってん…

そう言って、母はコーヒーを飲んでニコッと笑った…
    
    …神社から現れた神の使い…

今は幽霊なんていないと幽霊話しを拒絶する母ですが、この狛犬様の話しに関しては今だに綺麗だと言っています。
母の先祖は神社の神主をしていたようで母方の家紋は神社の家紋になっていると聞きました。
母が小さい時に視えた狛犬様はなにか関係があるのでしょうか…
私が少し違う者を視えるのは母方の神主の力、父方の僧侶の力なのかと考えてしまいます。

さて、話が逸れました…
妖怪とは人間が想像した者だと読んだ事がありますが、果たしてそうなのだろうか?と思います。
実際に会った者がいて、その話しが語り継がれているのではないだろうか?と思います。
妖怪とは物の怪、魔物とも呼ばれています。
ですが、私が視た者達は人に害をなす事もなくそこに共存しています。
実際、これは…もしかして…という妖怪らしいものに何回かあっています。

こちら4つの記事は私が幼少時や結婚後に視た不思議な者達です。
これは妖怪ではないよって言う方がいれば是非読んで頂いて教えて頂きたいと思います。

 では…また会う日まで楽しみにお待ち下さい…
   
      猫3柴2ときどき…幽霊…でした。


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