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人が足らないからとパイオニア杯に誘われてスタンダードデッキで出たらそこそこ戦えた件

2月9日(日)
霊気走破リリース直後のコンベンション千葉幕張で盛り上がる中、1歳児子持ちの私は流石に片道1時半の往復3時間かけて行くのは気が引けるので妻に言って川崎ならと遊びに行く許可を貰う。

当初はFinish line bundleが当選したのでその受け取りと、自宅ではカードを触る時間が全然取れない為にデッキ構築を晴れる屋のデッキ構築機能で考え、買ったカードを全部持ってお店でデッキを組むという事をやっているので早めの12時には家を出て川崎店に向かった。
ネットでポチッたカードが思ったより早く届いたのもあり、ぼちぼちデッキを組んで14時のスタンダードに出ようかなと思っていた。

晴れる屋に着き、バンドルを受け取って会計を済ませて開封しようとしたのが12時55分頃、大会受付カウンターが何やらザワザワしていた。どうやら高額ポイント争奪パイオニア杯の参加人数が7人で1人足らない為、大会不成立になってしまうという事だった。

店内はプレリリースのシールド戦で賑わっており、出てくれそうな人がいない状況だった。
私はスタンダードしか持ってきていないのでそもそも出る気が全く無かったが、8人のシングルエリミネーションという事で参加費はそのままポイントで返ってくるという事らしく、他の方々から熱烈に押されてそれならと記念受験的な感じで出る事にした。
 
大会登録を済ませた後に、まだデッキが完成していない事に気付いて買ったカードをスリーブに入れる作業で初戦のお相手を少し待たせてしまった。すみません。
たかり空エイをスリーブに入れていたら、誘って頂いた方々から「ディスカード結構強いからやれると思う」と言われホンマか?と思いながら卓に着く。

200円

今回のデッキ

デッキは以前から使っている精神の決闘者&アガサの魂の大釜のアルカニス煮込みとプロフトの映像記憶での高打点にヴォルダーレンの興奮探しを入れた青単t赤
今回勘違いしていて61枚デッキだと思っていたら63枚デッキだった。

ちなみに霊気走破リリース前に同型デッキを使用してFNMスタンダードで0-3してる。
非常に不安だった。


今回の霊気走破リリースでの新規採用カードは5種

・略奪するアオザメ

青くないしサメだけど飛んでない

捨てたらパンプくん1号
アンコモンで前評判が高かった1枚
1マナ域としては破格の性能でヘイトが高い為に除去を吸ってくれるので後から出すクリーチャーが生き残りやすい。
自身にもサイクリングが付いているので後引きであってもサイクリングすればいいのでこのデッキにおいては全てが噛み合っている能力。サメだけに。

・たかり空エイ

フレーバーテキストが意味わかんなくて好き

捨てたらパンプくん2号
実はこいつもやるのではとひっそり言われてたカード
枠がカツカツだが新カードは試し得なのでとりあえず4積み

・呪文貫き

あれ?アンコモンに、、、

今回の再録された枠
今のテンポ環境においては1マナ打ち消しはかなり影響があると思っていたのと、このデッキにおいては2マナ以上の打ち消しが重く、前環境から再録しないかなぁと期待していたカード。上手い人にはケアされるので頼りすぎないようにしたい。
採用は2枚

・牽制機

チャオズ

今回のアガサの煮込みちゃんぽんのお試し枠
太陽光下含め全除去が嫌い過ぎて積んでいるが、スタンダードもパイオニアもクリーチャーの質が高い環境であり、今回パイオニア、スタンダード合わせて5戦中1度も起動能力が使われなかった。毎回サイドアウトしてた。メイン63枚になっていた理由。要らなかった。

・リバーパイアーの境界

毎度、諸事情により赤色を含む土地だけ先に買う。

赤青境界土地
基本的に島が出ない事があまりないので色は出る。
ダメランや後引きファストランドのタップインがじわじわ効く場面もあり、アンタップインできるマナ基盤の安定化はテンポデッキにとって重要。

初戦
記憶違いで内容間違えている事もあり。

対セレズニアカンパニー
〇×〇
1ゲーム目 最初、お相手のラノエルをひたすら塔の点火で焼く。
動きが止まった所に飛行ビートで勝ち。
2ゲーム目は初動から動けずにお相手のインスタントタイミングのクリーチャーにクリーチャー封じられて負け。
3ゲーム目はこちらがサイドカードをしっかり引けたのも良かったがお相手が土地事故した分のテンポ損分を取り返す前に殴って勝ち。

勝ってしまって申し訳ない感じだが、
何だか周りが盛り上がっていた。

2戦目

対エスパーレジェンド 
〇×〇
1ゲーム目 1ターン目のアオザメにプッシュを打ってくれたのでネイサンが生き残りモリモリパンプ。プロフトの映像記憶で蒸気核の学者2体が育ち、シェオルドレッドを出された返しに殴って勝ち。
2ゲーム目 2ターン目に出てきたナシを除去できずに殴られ続けてアドバンテージを取られ、門衛のスラルを除去できずに巻き返せずに負け。
3ゲーム目 セイレーンビートをしつつ、石術の連射でラフィーンを落とし、幽霊による庇護を否認して勝ち。

決勝

対ディミーア忍術
スプリットしてポイント折半優勝譲って頂いた。
相性的には不利。

振り返り

たった2戦しかしておらずパイオニアでも通用する!とは言えないと思う。お相手の土地事故に助けられたゲームもあったし、参加者に高速アグロや除去コントロール、ロータスなどのコンボ等がいなかった事や、そもそもスタンダード用のサイドカードでもハマってくれる中速ミッドレンジ寄りのお相手と当たるという運が良かったのもある。(石術の連射や兄弟仲の終焉等)

ただデッキパワーは格段に上がっていると感じた。2週間前に0-3してたデッキにサメとエイという期待の新星が現れてくれただけで動きが全然違う。特に先手の圧力は凄まじい。
パイオニア(スタンダードもだか)メタ外のデッキであるが故、自分の動きがしっかりと通る事が多かった。

ただ今回のゲームではそれほどアオザメやエイが直接的には暴れなかった。即除去される事が多く、後続の飛行クリーチャーが生き残りやすくなりプロフトの映像記憶&精神の決闘者でダメージを稼ぐ事が多かった。ただしサイクリングによるバックアップで安定感が出ているように感じる。
サイクリング8枚、CIPルーティング7枚体制で土地21枚でも十分に回るのと回答を探しに行きながら打点も伸ばせる。

17:00スタンダードでは、1戦目パイオニア決勝戦の時のお相手が使用するセレズニアミッドレンジのブン回りで押しつぶされてしまったが、その後の2戦目ラクドストカゲには飛行ビートで勝ち、3戦目ラクドスリアニメイト相手にはメインアガサ4枚の有利もあり勝ち。
サイクリング持ちクリーチャーでプロフトの映像記憶やアガサの魂の大釜がより生きるようになり、ゲームレンジが長くなってもある程度対応できるようになっていて良かった。

ヴォルダーレンの興奮探しについて


好き過ぎてアートプリントも購入

特に好きで使っているカードで、突発的にフィニッシャーになってくれる為、増やしてもいいのだがカードを回す能力がないので固まって引いてしまった際にデッキが機能不全になると思って枚数は2枚。残念ながら積極的に捨てるに都合の良いカードになってしまっている。インティや逸失への恐怖も採用してもいいと思う。

最後に

今回、環境初戦で意図せずパイオニアにスタンダードのデッキで出ることになり、色々と運が良かったのもあるがデッキを組んで初回しでこの結果なので特にスタンダードのパイオニア化は今回の霊気走破で加速していると言ってもいいかもしれない。特にブルームバロウリリースから顕著にスタンダード環境全体が平均的にキルターンが1ターン程早くなっていて、シナジーデッキでごちゃごちゃ遊ぶのが好きなオリジナルデッキ使いの方々(私含む)は特にこれからもっと苦労しそうな予感がした。

ただ
周りの方々も優しくめちゃくちゃ楽しかったので誘っていただき感謝( ¯﹀¯ )
もらったポイントでおたからを購入したのでこれでティムールアガサ消尽のデッキを作ろうと思う。


さすがに非公開

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