【短歌】きゃろっとけーき
君にとってわたしの紡いだ言葉たち キャロットケーキのにんじんみたいな
相手が大切な人であればあるほど、言葉をかけるのに悩むようになりました。
相手を傷つけてしまうんじゃないか、嫌な気持ちにさせてしまうのではないか、悩ませてしまうのではないか、と。
相手が大変な思いをしている時ほど、自分は何を言えばいいのかと思います。
自分が人の言葉に傷つけられることが多いから、不用意な言葉で相手を傷つけるのが怖いのです。
一言で何かを変えられるような強烈さはなくてもいい。
心の中のいろんな感情と静かに混ざって、ほっこりやさしい気持ちを引き出せるような、そんな言葉を送りたいといつも思います。
なかなかうまくはいかないけれど。