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学び直し力を引き出す~キャリア面談

☆ミドルシニアの学び直し

リスキリング、学び直し等のワードが一般的になってきた今日この頃。
身の回りでも、大人の学びをする人が徐々に増えてきたように感じます。

そんな中、35~64歳のミドルシニアアンケートで興味深い結果が目に入りました。

何歳になっても学び続ける必要がある時代だという問いには、7割がYESと返答。
しかし、実際に学び直しをしているのは14.4%、趣味の学習をしているのは8.2%で、それ以外の8割弱は学んでいないという結果でした。

学ぶ必要があると感じつつ取り組んでいない人に、学んでいない理由を聞いたところ
 1位:学び為のお金の余裕がない:3割強
 2位:学ぶ時間が作れない:3割強
 3位:学ぶ為の精神的余裕がない:3割
 4位:学ぶ対象や方法が分からない:2割前後 ということでした。

ひと昔前には「転職には35歳の壁がある」という言葉があったように、ミドルシニア層になると転職のハードルが上がり、かと言ってこの仕事を続けていって良いのか?!などと惑いが増える世代とも言い得ます。

そのような背景が、アンケートのような余裕がない状況につながっているのかもしれません。

☆キャリア面談の可能性

ではこの苦境をどうやって打破したら良いのか?
その一つの方法に「キャリア面談」が挙げられると思います。

日本はこれまで終身雇用が一般的で転職市場ではなかった為か、キャリア面談もそれ程メジャーな存在ではありませんでした。
しかし相談者の希望・強み・ポータブルスキルを引き出し、キャリアパスの方向性を共に模索してくキャリア面談は、今後とても大切な要素になっていくのではないでしょうか。
※ポータブルスキル:どんな環境でも活かすことができるスキル

学ぶ必要性を感じつつ取り組めていない方々も、面談によって今後のキャリアパスが明確になれば、モチベーションが上がり、学ぶお金も時間も捻出するように感じます。

もしキャリアについて悩んでいたら是非キャリア面談でプロに相談して頂きたいと思うと同時に、我々キャリアコンサルタントも、期待に応えられるようにスキルを研鑽していかねばと襟を正される思いがします。

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