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【デッキ紹介】AKUMAと第三使徒
お久しぶりです。最近オフ会に参加出来てなくて、蕁麻疹が出そうなヨーキです。
(最近オフ会の枠埋まるの早すぎん!?良いことだけども!!!)
今回は前回の紹介記事でも少し名前を挙げた《閃刀姫−カメリア》のデッキ紹介です。
きっかけとカメリアについて
今回使いたかった《閃刀姫−カメリア》は前回紹介したデッキから抜けて以降、色んなデッキで試してたんですけど、なかなか上手くハマりきらずって感じでした。なので、だったらこいつメインで組んじゃえば良いんじゃね!?ってところから組み始めました。
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このカードで注目したのは②の効果。上手く使えば毎ターン除去が出来る点、相手の場に送りつけられる点が面白そうだなと思いこの効果を活かす方法を考えようと思いました。
しかし、この効果の活用方法を考える前にこいつの課題点を考えなければなりません。
まずは、毎ターン除去が出来るリンク2モンスターには強すぎる対抗馬がいるんですよね。
そう。《S:Pリトルナイト》です。
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皆さんご存知のように除去・妨害としての性能はこいつが秀で過ぎているので、カメリアを使うなら妨害を活かすより、相手の場に特定のステータスのモンスターを渡せるという点にフォーカスしないといけないなと思いました。
さらにカメリアの厄介な点は「1ターンに1度しか特殊召喚」できないという縛りにあります。この縛りのせいでリンク召喚したターンや蘇生したターンには②が使えず、ただの1500打点にしかならないということがあり、この点をどう解消するかが今回のデッキ構築の課題点になりました。
前置きが長くなりましたが、このリトルナイトとの差別化及びターン1の特殊召喚縛りをいかにくぐり抜けることを意識して組んだ今回のデッキがこちらになります。
デッキレシピ
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はい、なんのこっちゃようわからん状態ですね。1個ずつ解説していきます。
まず、リトルナイトとの差別化というところは《No.29 マネキンキャット》や《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》でカメリアのステータスを参照することで、「相手の場にモンスターが特殊召喚された」ということを活かすことで解決しました。こいつらから出す先については後述します。
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また、特殊召喚縛りについては装備することや永続扱いで置くことなど色々考えましたが、最終的にはエクシーズ素材に入れることをメインに据えました。具体的には《ギガンティック・スプライト》の素材にしたり、《スプライト・ダブルクロス》や《百鬼羅刹大重畳》でフィールド・墓地から素材に入れます。
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初動
初動は解門ギミックを使うことにしました。理由としては、レベル2が供給しやすいということと、最終的に出す《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》が参照する「攻守が同じステータス」(いわゆる機巧ステータス)が合致してる点が好相性だったからです。なので、解門と相性の良い《カクリヨノチザクラ》や《カプシェル》、初動とは無関係でも上振れ札として強い《幻魔の召喚神》などもかなりふんだんに採用しています。
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ルートとしては、招来神or解門から招来神を含んでカメリアをリンク召喚→解門で招来神を蘇生
→2体で《ギガンティック・スプライト》をxyz召喚→ギガンティックでメインのスプライトたちを展開して《No.29 マネキンキャット》をxyz召喚(ここで《スプライト・ダブルクロス》をサーチ)
といった流れになります。ここに《百鬼羅刹大重畳》が絡むとギガンティックが相手ターン中にゴブリンxyzに変身し、フリーチェーンでいつでもカメリアを墓地に送れる状況になるって訳ですね。
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まどろっこしくなったので纏めると、
「解門+大重畳で相手ターン中にカメリアで1除去しつつ、マネキンで好きな機械族or闇属性がリクルート出来る」ということです。しかもダブルクロスもあるので相手の場にいったカメリアもマネキンの素材に入れ直せて、カメリアを相手に利用されずに済みます。(カメリア使われて「じゃあサロスで」なんてされたらゲロ吐くので)
ここまでで何度も出てきているように、このデッキのコンボの核は《百鬼羅刹大重畳》です。なので、これをサーチできるカード(《百鬼羅刹 特攻ダグ》やダグに繋がる《百鬼羅刹大参上》あとはトラトリとか)は最大限投入しています。
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中盤〜終盤
この初動から、マネキン、稲荷から《星遺物−星鎧》を展開し、星遺物テーマの蘇生力を活かして、
ゴブリンxyzたちを蘇生→カメリアを大重畳の②で仕込んで除去→稲荷やマネキンでカメリアを参照→状況に応じたモンスターを選び展開。
を繰り返しビートダウンしていきます。
終盤のフィニッシャーは主に2種。《幻魔皇ラビエル》と《デコード・トーカー・エクステンド》です。
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《幻魔皇ラビエル》は基本的に《幻魔の召喚神》から出すことになり、デメリットとして直接攻撃ができなくなるのですが、カメリアをリリースし打点を上げ、相手の場に行ったカメリアを殴れば4000ダメージ直通になり、デメリットを回避しつつデュエルを終わらせに行けます。
《デコード・トーカー・エクステンド》はカメリアを相手の場のリンク先に置き戦闘破壊すれば簡単に2回攻撃が出来るようになるのでこちらも一気にダメージを稼ぎに行けます。ラビエルとの差別点は、エクストラのモンスターなのでいつでも出せるという点(特にカメリアを素材に入れたxyzモンスターをリンク素材にすればすぐにコンボ達成)と「そのターン中にまだ一度も特殊召喚していないカメリア」を用意しなくても良いという手軽さです。
その他のカードたち
稲荷から出す枠
このデッキで一番選択肢を用意出来る部分なので、かなり役割をバラけさせています。
ただし上述のように、初動の時点で最も優先するのは継ぐものやリイヴの召喚条件を満たして、その後の展開やコンボを支える《星遺物−星鎧》です。まずはこいつ出すところかまでが初動って感じです。
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これ以外では、初動で紹介した解門周り以外だと主に4種います。
展開及びカメリアを素材から取り除く要員である《アルギロスの落胤》、カメリアでは処理しきれない量の盤面を処理する《地縛神 Aslla piscu》、
使い終わった罠(特に除外にいった大重畳)を再利用する《悪魔嬢マリス》、《Vivid Tail》と合わせて実質サーチとして上手ぶる用の《天獄の王》です。
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このうち天獄については、ほんとにただ上手ぶる用って訳ではなくて、初動で罠をセットする都合で初手の上振れ枠にもなるし、罠を種類多めに採用してるのもあって入れてます。あとは《巡る罪宝》の②とのコンボのやつしたかったから。
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その他メインのカード
残りのモンスターとして紹介しておきたいのは幻想魔族についてですね。ろうそく野郎は、初動出来なかった(初動札引けなかった)ときの茶濁しで強く出れることとレベル3である点、あと一応カメリアを素材にされるのを防げるかなってとこで採用してます。
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《鋼鉄の大魔人ゴルゴイル》というかレベル5以上の幻想魔族を入れたかったのは、カメリアを戦闘破壊せずにダメージを稼げるからです。要はカメリアをエンドフェイズに帰ってこさせたい時でも戦闘する為ですね。あとは稲荷初手に引いた時のリクルートカードとして《巡る罪宝》を入れたかったというのもあります。ゴルゴイルが選ばれた理由としては、解門的にレベル10である点と昨今多い除外のための対策です。あとこのデッキは割と何がなんでもマネキンかゴブリンxyzを場に置いときたいというのがあるので蘇生カードとしても重宝しています。てゆーかカメリア帰ってこさせたいなら《幻惑の魔術師》でええやん。
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罠は基本的にマネキンやゴブリンxyzを蘇生するカードを入れたっていう感じです。《ダブルフッキング》はアスラピスクみたいな破壊されてもいいやつがいたり破壊耐性があるクレイジービーストがいるので使いやすいかなと思って採用してみました。実際めちゃくちゃ良い。
エクストラ
リンクモンスターはダブルクロスを採用してる都合上リンク2を多めに入れてます。
《閃刀姫−アザレア・テンペランス》はリイヴからのリンク3の択として入れてます。カメリア装備するのはデザイナーズコンボっぽいけど実際超強いです。
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《ヴァレルロード・ドラゴン》はカメリアパクる→エンドフェイズの墓地送られる効果で墓地行く→カメリア効果で相手の場に→またパクるみたいな感じでループさせられるんじゃないかと思って入れてます。あとリイヴ的にリンク値高いモンスターが欲しかったので。
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あと《厄災の星ティ・フォン》は大重畳的にパッと出せるエクシーズ体が欲しかったので入れてます。このデッキ基本的に打点低いのでそこもかなり相性いいです。
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最後に
以上がこのデッキの全貌です。カメリアはかなり研究したのでここまで形に出来てホッとしてます。ほんとはカメリア装備するレギュラスとか、素材にさせないための《呪縛衆》や《ワーニング・ポイント》とかも入れたかったのですが、、そこだけがちょい悔しいですね。(最初はそういうふうに組んでたけど上手くいかずでした)
デッキ名は僕の大好きな漫画『D−Grayman』から取ってます。ざっくり解説すると敵の兵器がAKUMAってやつで、このデッキが悪魔族主体だったこと、あとカメリアが第三使徒の紅一点テワクに若干似てたのでこのデッキ名にしました。(マジでデッキ名思いつかなかったのでこじつけです。リアルに3時間悩んだ)
紹介の途中でカードのキャプションに(伝われ)って書いたやつも全部Dグレ関連です。まじで似てるんで画像載せたかったんですけど、全くもって見つからずでした。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
感想お待ちしております!!!!!!