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カラリストになるまでの情けない話・その2
前回の続きです↓
さて、色彩検定の合格目指して勉強を始めました。
夏と冬に試験があり、夏→2級と3級を併願で受検、冬→1級を受検…という流れが最短だった気がします(何せ十数年前の事でして…)
2級までは独学でどうにかこうにか取得。
しかし1級となると私のアタマじゃ不合格が目に見えてるし、そうなると1年後(1級は年1回のみ)までにやる気を失い、そのままカラーの世界から足を洗ってしまう事が容易に想像できたので、「検定対策講座」を行っているスクールを探しました。
たまたま通いやすく、受講料も他に比べるとお手頃だったスクールを見つけ、そちらで1級取得に向けての勉強を開始したのです(まだパーソナルカラーが出てこない…)
さて、色彩検定の1級。どんな問題が出されるのか?
私が受けた当時は、1次試験が筆記、2次試験が実技、となっており(今もそうかな?)1次に合格すれば2次試験を受けられる、というシステムでした。
筆記はさておき、カラーの実技試験って何をすると思います?
ざっくり言うと
色紙を早く貼る選手権
…でした。※個人の感想です
もちろんやみくもに紙を貼ればいい訳ではなく、ある条件を満たした色の紙を素早く選んで解答欄に貼り付ける、という作業です。
例えば、指定の色に対し
対照色相で明度差が3、彩度差が5になる色を選びなさい
〜みたいな(設問は適当ですスイマセン)
試験開始と共に、カタン、コロン、という音が一斉に響き渡ったのを覚えています。スティックのりを出して、色紙(配色カードと呼ばれる色見本です)をハサミで切る音ですね。
答えが分かったとしても、その色がちゃんと貼られていないと得点になりませんから、そりゃあもう必死です。
スクールでもテキストの内容と並行して「いかに早く確実に貼るか」を目指し練習を重ねました!
〜正直、試験が終わってから「あの作業は今後一体なんの役に立つのだろう…」とぼんやり考えたりもしましたが、カラーの仕事って、色見本やコラージュ等の資料を作るのに、切って貼って…の作業が意外と多いんですね(今ならパソコンで作成できますが)
なので、まぁそれなりに練習しておいて良かったなと。
ちなみに、台紙の方にのりを塗ると早く貼れますよ!(使い所のない豆知識です)
結果、なんとか、本当に何とか引っかかって、1級取得にこぎつけたのですが、そうなると今度は
1級取ったけど何すればいいんだ?
という壁にぶつかるのです。
国家試験などとは違い、資格取得したからと言って、はい、あなたは今後〇〇として働けますよ!というもんでもない。
そもそも建築やファッションの仕事に就いている人がスキルアップのために取得してたような気も…。
うううん、と悩んでいた自分に道が開けたのは、検定対策のために通っていたスクールが、実は「パーソナルカラリスト」を育成するための学校だった、という事に改めて気づいたからなのでした…(早く気づけ)
〜書いている内に、芋づる式に思い出がボロボロと掘り起こされ、またこんな長文になってしまいました。
更に、ようやくパーソナルカラー出会った、という遅々とした展開で本当にすいません😭
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます🙏
今回はこれにて…。