グリザマリア 22/5/23 レース回顧

大井2R 3歳65万下  ダ1400m 笹川・55 8枠13番 3着(4番人気)

レース経過

大外枠から一番早い反応を見せ、そのまま4,5頭目の外を追走。3コーナーではすでに追い出し態勢に入り、2番手で直線に。内から③、外から⑪に交わされ、ラスト1Fではバタバタとなるものの、逃げていた⑤をしぶとく交わし去り、過去最高着順の3着でレースを終えた。

レース回顧

スタートはあおるような動き。一歩間違えれば出遅れて終戦の可能性もある中、抜群のスタートに昇華させたのは流石笹川Jと言える。ただ、このスタートでは正直2,3歩目でスピードに乗るのは難しいのだろうか、結局30mでは3番手である。大井1400の構造上、大外枠の距離ロスも含めて結局4番手。道中は⑩の後ろ、それをパスすると⑨で砂を被る形になったものの、我慢は効いていた。ただ、交わす際も外に出していたように、終始③が内にいて、外々を回る格好になってしまったのは厳しかったか。結果的に③は⑤と⑨の間を割って伸びてきた。
一方、圧倒的1番人気ながら中団にとどまっていた⑪はカーブで一気に差を詰め、合流地点では既に捕まりそうな勢い。この時点で4番手。そこからは逃げた⑤を捉えられるかという話になって、実際ラスト1Fでは1馬身差。これがなかなか詰まらない状態だったが、ラスト100mからの伸び脚で捉え切った。

レース感想

まずはグリザマリア、笹川騎手、中道調教師はじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。
オッズを確認したのが14時ごろ、なんで2番人気?と思いました正直。未出走組より計算が立つとはいえ、5か月の休養明け、まだまだ感じられる調整不足、ここまでの走り・・・。
それだけにこの走りで3着はいい意味で期待を超えてくれました。休み明けで息の保ちもどうかと思っていただけに、外々を回した挙句この馬の良さである最後までしぶとく伸びてくれる部分は休養前と変わらず発揮してくれました。さらに砂を被っても平気なところもやはり強み。正直、内を掬った③、このクラスにいる器ではない⑪(課題も多そうだけど)に差をつけられたのは仕方ない。この調子でやっていけばいずれはチャンスも来るでしょう。

今後は?

この馬に関してはとにかく足元。そこが何もなければ再来週に大井があるのですが、今回の3着で恐らく昇級対象。昨年の実績では8月中旬までクラス編成の対象外になっているので、今度はまた格下から地道にやっていくことになりそうです。まずは無事な報告を待ちたい。

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