テルツェット 22/11/13 有力馬解説
阪神11R エリザベス女王杯 G1 3歳以上牝 芝2200m
ジェラルディーナ
15戦5勝 オールカマー1着
前走で待望の重賞初制覇。内有利のバイアスがあったとはいえ突き抜けた。競馬センスがよく馬群を苦にしないのも強み。母である名牝ジェンティルドンナに今度はG1の勲章を。
スタニングローズ
10戦5勝 秋華賞1着
秋華賞でバラ一族念願のG1勝ち。前で勝ち切るセンスは内回りでこそ。オークス2着なら距離も心配ない。もともとキャリアを積んで成長した馬で、連戦でもデキ落ちの心配もない。先輩も、同期のライバルをも打ち負かして最強の証明へ。
デアリングタクト
11戦5勝 20年牝馬三冠
3冠牝馬。脚部不安を乗り越え現役続行。今回と同舞台の宝塚記念では復調を見せるレース。VMは距離不足、オールカマーはトラックバイアスに泣いただけ。2年以上勝ちはないが、このメンバーでデキが良ければ結果で復活を証明するはずだ。
ナミュール
7戦3勝 チューリップ賞1着、秋華賞2着
オークス以来のぶっつけとなった秋華賞で惜敗の2着。これでG1は4戦中3戦で掲示板。2200mは2000mから一気に差し有利の競馬になりやすい。出遅れ癖、コーナリングと課題はあるが、ハマれば一気の脚で突き抜ける。
ピンハイ
5戦2勝 西宮S1着
チューリップ賞2着、桜花賞5着、オークス4着と世代上位の力を見せながらも、秋華賞は賞金不足で除外。鬱憤はらす快勝を見せた前走。鞍上含め実は三冠目の勝ち馬はこの馬では?という流れはレイパパレそっくり。
アカイイト
昨年の勝ち馬。前走は惨敗したが、馬体増、出遅れと要素が重なったもの。臨戦過程は昨年同様。先週重賞勝ちの鞍上。芝では予定通りの一気進出。
アンドヴァラナウト
前走はソダシに食らいつく場面もあり、復調を見せた。ようやく本格化を見せた上に、鞍上は名手ムーア。一発あっても。
ウインマリリン
札幌記念では展開利もあったが3着で復調気配。上位2頭の秋天を考えるとここでも。早めに栗東入厩で「過去3年で一番の状態」との声も。