グランテレーズ 24/8/4 レース回顧

札幌3R 3歳未勝利 芝1200m 55・鮫島駿 3着(1番人気)

レース概要

まずまずのスタートから出たなりで3列目に入る。有力馬を見る形も4角で前を捌けず、大外からジリジリと伸びる形になり、前を捉えられず、外からも差されての3着だった。

レース振り返り

まずはグランテレーズ、鮫島騎手、渡辺調教師はじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。
この文は定型文としてレース回顧では必ず出すようにしています。ただ、正直あの騎乗で納得できているかと言われれば、全くそうは思えません。勝てていたかは分かりませんが、勝つ可能性を最大化していたとは思えないですね。
このレースでキーになりそうだったのは、「典型的な逃げ馬不在」と「この馬が前の馬を全て捉えたレースはない」という点です。
前者は結果的に逃げ切った①の騎手が「ハナに行くプランはなかった」と述べている通りで、⑦がスタート直後に暴れた段階で、どの馬にも行く選択肢は取れたと思います。当馬も最初の50mで前がぽっかり空いていました。そこから出していかず、内からも外からも前に出られて後ろへ。そこから促してリズムを造っていったのでしょうか、そういう問題じゃない。これで早め進出という術がなくなりました。ここは④と⑫の間を確保しておくべきで、そうなると⑥は1つ内に入っていた可能性もあります。
そして直線に向かうと前が壁になり⑫の外へ。これも1列前なら防げた事で、この馬は前を一気に捉える脚がないのだから、ここで踏み遅れるのは痛恨。ジリジリとしか伸びないのだから、「追い出しを待たされたがあれくらいは許容範囲」というコメントは、ここまで3回騎乗している騎手のものとは思えない。ついでに言うと、ロスなく立ち回りたかったのはそうでしょうが、それも②が入っていて最内は取れていない。
この騎乗ぶりでは馬場状態についていくら語っても無駄。もっと考えて騎乗をしてほしかったです。

次はどうする?

中1週に1200mのレースがあるので、そこを目指してほしい。そうなるとやはり相手は⑥になるか。正直、①の騎乗はあまり再現性はなさそうだったが、⑥のように後ろからの馬相手の方がまだ戦えそう。

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