
グランテレーズ 25/2/8 レース展望
小倉12R 3歳以上1勝クラス 芝1200m 56・斎藤新 8枠17番
有力馬解説
エルフレスアリー
牝5歳、サトノダイヤモンド産駒
近2走連続好走、好位のインに入り込めるのも強み。前回の休み明けは崩れたが、それ以外は好走している。ちなみに、前走の0.3差勝馬はヤブサメで、グランテレーズは未勝利時代に当たっている(0.5差)。
その他
アスティスプマンテ
着外もそこそこあるが1200mに限れば安定。前走は離された2着も勝馬は既に準OP。
ナムラエデン
このコース得意の永島Jを背に挑む。休み休みではあるが、今回はさらに馬体増。本格化したら怖い存在。
オンザヴィーナス
最近はダートで煮え切らない競馬をしているが、元々勝ち鞍も現級2着も芝。初の滞在競馬が効果あれば。
予想オッズ
②(エルフレスアリー)2.8倍、④4.3倍、③5.9倍、⑧8.8倍、⑭14倍、⑫⑰(グランテレーズ)18倍、⑯22倍、⑪32倍、⑥36倍、⑩38倍、⑦⑮⑱48倍、⑤50倍、以下100倍以上
レース展望「叩いてからか」
前走は不利を受けてしまい9着。陣営は手ごたえを掴んでいるが、さてどうかという今回。小倉開催に照準を合わせてきた。
ここにきてようやく気付いたのだが、この馬に関しては「意図的に前日輸送の競馬場を使っている?」という仮説が出来る。前々走新潟、前走福島、その前は札幌函館。全て栗東からは遠く、当日輸送とはならない。輸送で馬体減りする馬に対して、1日置くことで気持ちを落ち着かせて、飼い葉食いを戻すという手法はままある。今回も小倉までは前日輸送なのだろうか。
そんな小倉は今年も冬開催だが、今年は夏の2場開催が無くなったため、開催日数の都合でちょっとだけ開催が減っていて、土曜は12日開催の5日目。Aコースの最終週となった。馬場状態は金曜午後時点で稍重。それどころか雪で開催に影響が出るかもという状態。雪なのか、雨なのかによっても変わっては来るが、先週土曜日が雨の中施行されたこともあって、時計はかかる馬場になりそう。1分10秒前後と思いたい。
状況によっては野芝、洋芝が極端に出ている可能性もある。洋芝になったら洋芝の実績がある当馬にとっては有利なのだろうか。
このクラスの芝短距離戦となると、行きたい馬、行かざるを得ない馬も多いので、自然と中位に収まると思われる。馬場が外伸びだったらそのまま小細工せずにという手もありだろう。
勝利してくれればもちろんいいのだが、5着以内に入れば次走の優先出走権が得られる。それを使えば、小倉で負担を掛けずに中1,2週でレースに臨める。正直、相手関係はかなり楽で、予測オッズの通り1,2頭負かせば圏内に入ってこれる。連戦で結果を出しているのは昨年証明済み。時計がかかる馬場を味方につけて、自身のルーティンに繋げたい。