ジュリオ 21/11/8 レース回顧

東京12R ダ1300m 5枠9番 ルメール 56kg 4.5倍(2番人気)

レース概要

スタートは出遅れ、そのまま無理せず最後方の外目を追走。レースは淡々と流れ、ジュリオも若干押し上げる程度で直線へ。入り口で肩ムチが入るもジリジリといった感じだったが、残り200m付近から急伸。行った行ったと思われていた2頭をゴール前で一気に捉えて差し切り勝ち。初ダートで見事3勝目を挙げた。

振り返り

まずはジュリオ、ルメール騎手、木村調教師始めスタッフの皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
出遅れはダートスタートの影響か。乾いたダートは芝のようなグリップが効かないとはよく聞く話。これは慣れていくしかない。ただ、前走も含めゲート自体が怪しくなっているのも確か。
揉まれたらというのを懸念していたが、そもそもそのシチュエーションにならなかった。ただ、キックバックは嫌がってはいたか(思っていたより大分マシだったけど)。
直線に入ってからはジリジリだったのだが、1ハロンで急にエンジンがかかった。とても届かない位置から最後まで伸びきって差し切り。新馬でもそうだったが、この馬は実は失速幅が小さいのが持ち味なのかも。

今後に向けて

完全な前残りを直線だけでぶち抜いた、しかも斤量は1キロ差。また、東京ダートで向こう正面から外々を回して勝ち切っているあたり、たぶん1300は短い。芝スタートの東京1600か、中京阪神1400あたりでも。
ただ、戦前から思っていたが、このレースのレベルが正直疑問。また、結局揉まれたらどうなるかという懸念は先送りになったままこの路線に進みそう。内枠に入ると危険かも。

次はどうする?

ダート短距離の準オープン~OP特別はレースが足りないので除外ラッシュが常態化している(今週の東京D1400準OPは26頭登録)ため、そもそも狙ったレースに入れるかすら怪しいが、次の開催である中山は1200か1800しかないのでおそらく選択肢にない。となると基本線は今開催にある11/27の東京D1400シャングリラS(中2週)か春季開催(未発表)だと今年の1/30にあった銀蹄Sになるか。ただ、後者だと根岸Sと同一週なので、根岸Sを狙うなら中京開催も視野にいれるべきだろう。

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