アロマデローサ 25/1/6 レース回顧
中京12R 4歳以上2勝クラス 芝1600m 56・西村淳 14着(7番人気)
レース概要
今回はスタートを決め、先団を追走。しかし、4コーナーでは既に一杯に。そのまま長い直線をずるずる下がって行って14着に大敗した。
レース振り返り
まずはアロマデローサ、西村騎手、池添調教師はじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。
とりあえず最大の敗因は道悪なのでしょうが、それはコメントなどから判断せざるを得ないものなので、後述。
スタートは今回はスムーズに決まりました。そこから出していったのですが、騎手の「調教師とも話をしていたように、ハナも選択肢に入れていた」という発言には疑問符が。
今回、前向きさを改善できるかというためにチークピーシズ使用でレースに臨みましたが、ハナを切るということはこれまでとは違う競馬をするということ。特に競走馬は先頭に立つとフワフワしてしまうという馬が多いだけに、ハミを取らずに終わってしまうということも多い。結果的にそのため進みが悪くなってしまってはチークピーシズの効果があったかどうかも判別しづらい。まして今回のように足元を気にして集中できないような馬場状態だったらなおさら。結果的にハナではなかったものの、その戦略はいかがなものだったのかと思っています。
馬場は重でも降り続いた中での重馬場でかなり悪い状態だったんだろうと思います。勝馬は逃げ切りだったとはいえ、平均ラップを見ても明らかに前傾。ただでさえ距離延長したうえにこの馬場状態で直線は長い。オーバーペースでパッタリとしてしまうのは必然でしょう。
元々きれいな馬場の方が良いと言われていて、キンシャサノキセキ産駒は重不良だと良に比べて有意に成績が落ちているので、冬の太平洋側で雨に祟られたのは不運。コース距離は事前にわかっていますが、1か月前から馬場状態を見越してレース選択できるわけではないですからね。
ここ2走、はっきりとした大敗が続いているだけに、メンタルが心配ですね。調教では動いている、実績ではこんなものではないと言っても、レースに入って力を出せる状態にあるのか。
次はどうする?
ここから来年3月まで2ヶ月に1走を繰り返したとして6走ですか。で、預託料は月50万程度なので、1走あたり100万。となると平均して8着ですか。正直、それですら元が取れるかという感覚です。ただ、2ヶ月後となると3月。次走を見て次のステージとなると今シーズンに間に合わないでしょうからあまり意味はない。難しい判断となりそうです。
一応普通ならば3/13の皆生特別が候補なのでしょうが・・・。