ジュリオ 22/2/6 回顧

東京10R銀蹄ステークス 4歳上3勝C ダ1400m 2枠3番 ルメール・55 1番人気8着

レース経過

今回は好発を決め(たかに見え)、しっかりと中団のインを確保。そのまま勝負所を迎えるも、全く反応せず。流れ込んだだけで8着に終わり、昇級初戦は厳しい競馬となった。

レース回顧

まず、パドックは外目をキビキビ。素人ながらも気配はかなり良く見え、3勝クラスでも全く引けを取らない仕上がりになっていた。パドック以降オッズがどんどん下がって行ったので、実際にその見立てはあっているのだろう。
スタートは出遅れこそしなかったものの、直後に内にヨレていた。②がスタート遅れていたからとも取れるが、まだスタートは安泰ではない。その後は馬ごみに入りながらも大きく折り合いを欠くことはなかった。多少キックバックを嫌がってはいたが許容範囲。
そして問題の直線。確かに前に抜け出すスペースはほぼ最後までなかった。ただ、「前が詰まり通し」という訳ではなく、伸びる気配がなかったように見えた。これはシーザリオの血を引く馬によくある馬群を嫌がる典型例で、結局気にしすぎて促しても反応しなかったと見るのが妥当か。
ただ、パトロールを見ても外にずっと⑤がいて、終始外に出せる状態で無かったのも確か。向こう正面では開いていたが、そのスペースを突くために前回後方一気した馬に脚を使わせるのはセオリー外なので致し方ない。

感想

まずはジュリオ、ルメール騎手、木村調教師はじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。
感想としては、内枠だとこんなこともあるだろうなという感じ。前回はゲートを出なかったから終始外を意識した競馬が出来たものの、今回は人気も背負ってタイトな競馬で力を出せず。2戦目の未勝利とイメージはダブりますね。
かといって、出遅れるのがいいとはとても言えないので、少頭数になってくれるといいのですが、この条件は問題視されるくらい除外馬多数出ているので、それは望み薄。スムーズなら力を出せるように準備しておいて外枠リセマラでなんとかという感じですね。

次はどうする?

ルメール騎手も、記者の見立ても叩いて次は上昇が見込めるとのことでしたが、優先権も取れなかったし、間隔を詰めて使えるとは思えない。同条件なら4/24の鎌倉Sだが、それなら結局休み明けじゃんという。関西遠征なら3/20の鳴門Sもありだけど・・・。



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