グリザマリア 21/12/7 回顧

大井3R 2歳39万下 1600m 藤田凌54  7着(4番人気)

レース経過

スタートはまずまず出るものの、外が主張し続ける流れで1角では中段まで下がる。前方馬群の最後方から外々を回って押し上げていき、直線では5番手あたりまでつけるも、そこで失速。後ろに捕えられ前走と変わらず7着に終わった。

回顧

正直、1角までの動きはレース映像からは把握できない。なので、スピードに乗り切れなかったものと捉えるしかない。1つ目の問題はこの直後、カーブで馬体が大きくふらつく。そこから向こう正面で押し上げて行ったのは仕方ない。結果的に動かなかった2番に先着されてはいるけど。2つ目の問題は3角、一旦外に逃避しかけて鞍上が強引にコーナーを曲がらせる。そこからは先団に食らいつくも、流石にガス欠。
こう見ると、「コーナーでのスムーズな曲がりができない」のと、「スピードに乗せると走りがバラバラになる」の2点は現状受け入れざるを得ないのかなあと。
調教師はインでジッとしていればというコメントで、3角でスピードを上げないでいけるなら内回りのインもこなせるかもしれないが、正直その前提を作り出せるだけの(広義での)能力が足りないか。

今後に向けて

まずはグリザマリア、藤田騎手、中道調教師はじめスタッフの皆様、お疲れさまでした。
もうちょっとやれるかと思ったのですが、甘くないですね。現状走りにスムーズさがないので後手後手に回っているという感じですが、この時期の場合はスピードと完成度=成績みたいなものなので。
個人的にはコーナー2つはまだ早いんじゃないかと。今後はともかく、内内を上手く立ち回れる馬ではなさそう。
年末の番組はまだ未発表ですが、1400mの外回りがあればそっちに行ってほしい。


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