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ビューティフル・メロディーズ プレミアムコンサート 感想

文化放送で毎週金曜日のお昼に放送中のビューティフルメロディーズより、「ビューティフルメロディーズ プレミアムコンサート」が6月29日にきゅりあん品川を会場に開催されました。上のお写真(アンコールのあと写真撮影のファンサービスがあった!)にもあるように、超豪華で超実力派の皆さんによるコンサート。忘れないようざっくりですが感想を記しますね。

当日はお席は早々にソールドアウト。お客様もラジオのファンの方かな?はたまた品川区在住の方々かな?あっきーのコンサートよりも年齢層ちょっと高めの雰囲気です。

この日の出演者は、登場順から秋川雅史さん、中川晃教さん、島田歌穂さん、岩崎宏美さんです。それぞれ4曲ずつミュージカルにちなんだもの、オリジナル曲を披露されました。司会は文化放送でお馴染みのラジオパーソナリティの野村邦丸さん。

秋川雅史さんは、かの有名な「千の風になって」の他、ロミオとジュリエットからの一曲など、オペラで培われた迫力に満ちた力強い歌声に感動しました。まさに声帯は楽器と化し自在に音色を操られておりました。歌劇を拝見したことは有りませんが歌声で満ちた劇場空間に身を置くことの得も知れぬ快感、感動があるのだろう、と想像いたしました。

2人目は中川晃教さん、あっきーです。チャップリンの映画からスマイル、明日にかける橋、キミの瞳に恋してる(邦題)、あともう一曲が思い出せない…。秋川さんの迫力あるオペラ歌唱と打って変わり、繊細な音使い、抑揚が効いていて、その度ごとに歌い方やニュアンスに変化をつけているのだなあと思いました。プロの歌い手は自分の表現だけではなく、コンサート全体のバランスを常に考えて歌っているのだなーと勝手に思い入る私。色々な方が出られるコンサートの面白さを感じました。

島田歌穂さんは芸能生活50周年と語られ、代表曲であるレ・ミゼラブルからオン・マイ・オンを歌われました。この曲を聴くだけで涙腺がゆるみます。決して成就されることのない愛と孤独に対峙するひたむきさが歌声から伝わりますね。とっても素敵でした。

岩崎宏美さんがこの日のトリ。コンサートのサブタイトルにミュージカルの名曲たちと有りましたが、司会の野村邦丸さんのお好きな曲ということで、ミュージカル作品の夢やぶれての他に、思秋期、聖母たちのララバイも披露。こちらの歌をリリースしたのは、岩崎さんが19歳とか23歳の頃だとか。ひえー随分と大人っぽい曲を歌われていたのですね。たしかに昔はもっと大人の精神年齢が高かった気がするし子供は早く大人になりたいと思わせる社会であった気がします。

そんなこんなで4名の実力ある歌い手さんのコーナーは終了し、最後は4人でレ・ミゼラブルから「民衆の歌」を熱唱。もうこれが凄いものを見てしまった感いっぱいで、皆さんお一人5人分のパワーはお持ちで会場の端までズズんと音圧が届いていました。秋川さんのオペラ歌唱による歌声は勇ましく、あっきーのパートは若々しくて、女性お二人は美しい高音を響かせ、もうとっても素晴らしい一曲でした。会場も割れんばかりの拍手が続き熱唱に応えていました。

そして最後はタイトルの写真にも載せました記念のフォトタイム。またとない貴重な4人の並んだお姿、頑張って撮りました!こうゆう時に撮影のテクやセンスがあったらなあ、とつくづく思いました。

記憶か薄れがちな感想ではありますが、あっきーの歌声と共に様々な方の歌声に触れることの出来るコンサートはとても楽しく、暑かったけど行って良かったです。

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