2024年5月22日(水)GRアワー深掘り🌏日本ハッピージェロントロジー協会飯田ヤスヒサ氏に伺う、すぐに活用出来る若返り術とは? 124
ゲスト:飯田ヤスヒサさん、モデレーター:加藤まみさん、サブモデレーター:坂上良恵さん、小林妙高さん、議事録:沼尻淑子
【ジェロントロジーは若返り学】
勤務していた会社でニューヨーク転勤になったが、本社がニューヨーク支店を閉めることになり会社を退職後に25年ニューヨークで働き滞在した。日本に帰ってきて“みんなで楽しく生きよう“と美と健康に生きる会を設立した。山野学苑と出会い、理事に就任。山野学苑で南カルフォルニア大学のジェロントロジーを広める活動を10年間通信教育でやってきた。山野学苑でジェロントロジーをやらないとなったので個人で始めることになった。ジェロントロジーは若返り学でいかに老化を遅らせるかという学問。研究センターや研究所はあるが学部としては日本にない。ジェロントロジーは固定観念を持たないということ。友達や家族が亡くなって老年期の入口に入ったかなと思うのは固定観念。年齢が上がってきて自分もそうなってきたかな、と思ってしまう。固定観念を持たないで型破りなものにしていく、ライブやワクワクを実体験してもらう学校を設立。
【若返りの方法】
老化は18、19、20歳から始まる。精神面、健康面、外見面で老化が進む。この3か所を老化しないためにはどうすればいいか。年齢差別があるが、老化スピードは人によって違う。70歳以上2,000人以上の双子の人たちを追いかけて育った環境、食べ物、仕事のストレスを測り、アンケート、モニタリングしていった。見かけが全然違っているということがわかった。結果、自分が若く見えると実年齢より若く見える。長生きを70%以上がする。テロメアというDNAを保護する役目の組織がある。テロメアが短くなっていくと見た目が老けて見える。タバコや心理的ストレス、悲観でテロメアが短くなる。テロメアを伸ばしたらいい。有酸素運動週3回、睡眠、ダークチョコレートなど。あとは人との関わり。友人、家族といい関係を保っていく。人に見られること。無人島に1人でいるとオシャレもしない、お化粧もしない、見た目が老けていく。清潔感のあるオシャレを心がける。毎日鏡に向かって笑う、微笑む。老けないための外見について話した。ストレスをどうやって取っていくか。夢を持つこと。夢を持った時に一歩踏み出すと目標になる。目標を持ってワクワク生きていくのに年齢は関係ない。いつの時代、何歳になっても、ここの所を持ってるか持ってないかで違う。セロトニンというハッピーホルモンが出る。セロトニンは心のバランスを整えて、安定させて幸せにする働きがある。人生どっちかを選ばないとならない時に何を基準にして選ぶか。一番大事なのは自分がワクワクする方を選ぶ。ホルモンが分泌されて自分が幸せだと思う。主観的に自分が幸せだと思っている人は病気が少なく、幸せで長生きする。ポジティブにやり続けると夢の実現、成功のチャンスを高めてくれる。英語でワクワクするとは、エキサイティング。
【成功と幸せの違いとは】
あなたにとって幸せとは何か。大切な人、家族、仕事仲間、お客様の笑顔を見ること。幸せだと思って生きていく。自分も笑顔になると、みんな幸せを感じる。成功っていうのは、人、お金、情報。成功しているから幸せかというとそうじゃない。トラブルがあって幸せを感じていない人もいる。ワクワク生きていく、相手の笑顔を見て幸せを感じるという心を持って欲しい。穏やかに日常を過ごすことがとても大事。穏やかに日常を過ごすためには体温、血液量、血液成分、一定に維持できる。ホメオスタシスというものがある、自律神経と大きく関係している。昼間は交換神経優位、夜は副交感神経優位になる。自律神経は不規則な生活に弱い。4つのハッピーホルモンがあって、オキシトシンは愛されている時、スキンシップで出るホルモン。ドーパミンは快楽物質、目標、褒められた時、感謝された時に出るホルモン。セロトニンは人に安心感、リラックス、腸内環境を整えると出てくるホルモン。ベータエンドルフィンは痛みや悩んでいる時に痛みを和らげるホルモンで抗ストレス作用がある。不安を感じたり会社の人間関係でストレッサーが原因で自律神経乱れる。
【健康と言葉を大切にする】
美腸と汚腸がある。腸は生物にとって最初に出来た内蔵。悪玉菌は体臭まで影響を及ぼしてくる。糖分の摂りすぎは学習能力や記憶力を低下させる。あえてお酒を飲まない人をソバーキュリアスという。ルチンは抗酸化作用があり、ビタミンCと一緒に摂取すると毛細血管を強くしてくれる。ルチンはお蕎麦に沢山含まれている。相手に全てに感謝する。高齢になると幸せな生活を期待出来ない、という固定観念を持たない。実年齢を忘れるといい。60歳を過ぎたら、「年甲斐もない」「この年で」「いい年して」「それは無理」を言わない。言葉が脳に刷り込まれてしまう。ネガティブに考えになっていく。若々しい気持ちを持ち、腸内環境を整え、自分自身をしっかり持っている自立を大切にする。
【相手を笑顔にさせると自分にも返ってくる】
アメリカでホームレスが“I'm hungry, Please help me”と書いたボードを持っていたが誰も募金しなかった。ウォールストリートのサラリーマンが“Have a nice day”と書きなおしたら皆がお金を入れるようになった。相手を笑顔にさせると自分にも幸せが返ってくるという事例。これからの世界、緊張感ある世界だが指導者がこういう考えを持てば良い世界になる。人生100年以上をどうやって生きていくか。教育のステージ、社会、引退のステージ。健康寿命が短かった時代は自分に再投資しなくても済んだ世界だが、熟年になっても働く時代になってきた。知識に磨きをかけるだけではなく、変化を恐れない、自分に投資する、新しい人間関係を築いていくが大事。同窓会に行っても話が合わない。ライブ、イベント、楽しいことをやっていて面白おかしく生きたいからやってる。それを「年なのにそんなことしてどうするんだよ」と言われる。高田純二さんは「60過ぎたら昔話をするな、説教するな、自慢話するな、この3つをすると嫌われるよ」という。自分もこの3つの話はしないように気をつけている。
【リスナーからの感想】
富川恵子さん:心がけが大事、生かしている。軽いワクワク、エキサイティング、きついことがあってもワクワクに通じると思った。北原邸のイベントから繋がって今回バブリー飯田さんがご出演することになった。ご縁に感謝です。
小林妙高さん:楽しい方、ジェロントロジーを教えていただけると助かる。太田先生からGRアワーからと依頼、場を設けさせて頂きました。
よしえさん:きちんとしたエビデンスに基づいたことで、バブリー飯田さんのお話本当に楽しくて、ワクワクドキドキ素敵な学校と思いました。
沼尻淑子:ワクワクお話を聞かせて頂きました。これからの時代、本当に大事だと思いました。
リッチマン:楽しくやっていく大学校、皆さんで楽しく学びながらコンサート、食事会など、楽しいことをしたりワインを飲んだりしている。若々しくするためにいろんな要素を揃えている。どんな風にすれば寿命を伸ばすのか?ではなく、生き生きエキサイティングな毎日を過ごしていれば健康寿命も延ばしていけますよね、という内容になっている。
加藤まみさん:白石まるみさんを同じ個性心理学をしていてご縁を頂いています。グローバル共和国もみんなで学びながらハッピーになっていこうとしている、共通している。国際ジェロントロジー大学、楽しく成功なさるものだとワクワクお話聞かせて頂きました。