2023年1月11日(水)起業家カナスギさんに伺う、令和の、誰でも始められるシニア起業とは?GRアワー🏫ゲストを深掘り共和国🌎グローバル共和国 60
ゲスト:金杉肇さん、モデレーター:加藤まみさん、サブモデレーター:Yoshie Sakagamiさん、千恵さん、松田映子さん、妙高さん、議事録:沼尻淑子 MAX171/110人
【幼少期時代について】
幼少期はものを川に投げて遊んでいた。人はなぜ生きるのか?5歳の時に1週間考えて、人は楽しんで生きれていけば良いとその時考えた。人生という言葉自体はその頃は使っていなかった。大人がとってきてくれることを楽しんでいた。答えは出なかったけれど、最近は人生を楽しめばいい、時間を楽しめばいいと思う。何をするとこの人はどんな反応をするのか、大人の反応をチェック観察していた。自己中だったと思う。都会育ちで9歳の弟がいる。小学生の時は喧嘩が強かった。強い相手と何か遊びをしたかった。受け止めてくれる相手を選んでいた。サッカーで喧嘩を覚えた。女の子とゴムだんや縄跳び、かごめかごめ、お楽しみや缶蹴りをしていた。外で遊ぶことを沢山していた。独立心を持ちなさい、1人でやりなさいと言われていた。小学校の時に一度も学級委員をやらずに6年生で生徒会長になった。遊びの周期トレンド、僕がやり始めると学校でグラデーションのように流行っていった。小学校の時、今でいうインフルエンサーだった。
【仕事について】
大学生の時にデザイナーズブランドのファッションショーの音楽選曲担当をした。高校生の時からアーティストなど業界人が溜まっているところに行っていた。音楽は誰よりも早く海外の情報をキャッチしていた。外国の音楽情報を得られる所が東京に2カ所あってレコード屋の主人から情報を得ていた。20代や30代の人に「こういう曲どう?」と聞かれて「それダサいっすね」と物怖じすることなく言っている生意気なヤツだった。就職活動はしていない。ニューヨークに行って夜遊びするためにクラブに毎日通っていた。クラブを日本の東京に持ってきた。来たい人だけ来ればいいというスタンスだった。ブルータス、エルジャポン、海外の雑誌の取材だけを受けていた。今でいうブランディング、パブリシティコントロールしていた。自分の中の"なんか違う"を大切にしていた。
【起業について】
起業という言葉も当時は浸透してなかった。いつの間にかやっていた。20代30代は生涯設計してなかった。最近やっと第二の人生歩むぞと設計しだした。自分がやりたいこととトレンドを俯瞰している。出来ることを、やる。ノリと勢い。自分が何で駆動しているのか。怒りなのか、ワクワクなのか。ワクワクドリブン、今はワクワク。お金が儲かるからやるという人もいる。自分の力の源、刺激、自分がどんなことでドライブしていけるのか知ることが大事。好きなことなんだっけ?と言っても見つからない。出来ることがあれば出来ることを。例えばこの人と一緒にいたい、この人の課題を解決したい、などやり方の選択肢は沢山ある。自分にフィットするやり方で。これじゃなきゃいけないという時代ではない。この人の課題を解決したいからやってみようとか。自分の中にきっかけがあれば小さな一歩を踏みだせる。共同創業も沢山やってきた。パラレルでどんどん動かしている。新しいことを始めるのが起業。自分にフィットする、駆動するドライブする感覚を大事に。小さくてもチャレンジすることが素敵。会社に所属しながらでも起業は出来る。「これ副業なんで」は相手に失礼な話。人に頼まれたら断らないは基本。安かろうかがやる。新しい課題だと思って常に前向き常にポジティブで。正解は一つしかない、と決めつけないといろんな発想が出てくる。一つと決めると自分を追い込むことにもなる。頭を軽く、身を軽くしていた方が楽。
【スタートアップの学校について】
スタートアップの学校を起こす。シニアの起業のヒント。やりたいことをやって欲しい。日本はスタートアップの創出が立て直しが課題。いろんな人が個性的な事業を始めることが日本経済再生に必要。これ面白いワクワクするなどなんでもいい。1人1人がぽんぽんといろんな起業をすると周りがざわざわして面白くなる。スタートアップの学校を作ることを決めた。最初はスモールワールド。それを拡張していけたらいいなと思う。経験をシェアする。
【質問タイム】
Yoshie Sakagamiさん:金杉さんの発想力、自己中とおっしゃっていたが伸び伸び育っていたんだなぁと思った。スタートアップの学校はどこに?
金杉さん:HPを作っている最中。オンラインのセミナー、講師陣も募っている。
りあさん:起業していて宇宙と介護、福祉、食品の開発をしている。コロナで海外展開が保留に。宇宙、脳科学専門で興味深く伺っていた。金杉さんの強みをお聞きしたい。
金杉さん:経営とクリエイティブ、制作と営業を結ぶ、トランスレーションをしていた。誰の間に入っても出来る。全て使う言葉の定義を明確に設定してプロトコルを設計していた。使う言葉、解釈の仕方が違うと放置すると誤差が生まれる。同意している内容が違ったりする。
【『マネーと国家と僕らの未来』の本の経緯について】
堀江さんが刑務所から出てきた時に茂木さんと堀江さんとバンドでもしようかとハッカーズを立ち上げた。音楽を出したらラジオが決まって、本が出た。堀江さんはドルも円もいらないと本で言ってる。僕はプチジョブの時代が来ると言った。小さく切り刻まれた仕事が増えていく。AIとブロックチェーンが作業する人と必要な人を結びつける。ビットコインを主要に仮想通貨が主軸の本で世の中ひっくり返る、革命だよねという本。テクノロジーがどんなに進化しても地元のカルチャーを大切にしたい。
【今、見据えている未来とは?】
街を歩いていて、騒々しいのは好きじゃない。世の中がサイレントになればいい。静かな世界、ストレスが溜まらない世界になっていく。都会でもお正月は静かになる。穏やかなあの感じ。ノイズを少なくして欲しい。券売機とかチャージの音がでかい。心地よくして欲しい。相手を選んで調整、テクノロジーで可能。音、センシティブに。音が出ることを主張している段階。耳、五感が大事。1キロ先の音を聞き取れる人が世界には沢山いるという。静かな電化製品に振り切ればチャンスだと思っている。
【最後に一言】
正解は一つじゃない。いくつも答えがある。これしかないと思い込まない。目標を決めた時にロードマップが必要。A、B、Cと選択肢、方法、手段をいくつも持っていれば別の手段、ルートで行ける。小さな一歩。大きな夢もいいけどワクワクするかどうかで決めるのもいいかと思う。話すことで言語化できる。プラスになる。