2023年11月8日(水)GRアワー🌏舛田光洋氏に伺う新刊「そうじ力で全てうまくいく」に込めた思い🌏ゲスト深掘り🌏グローバル共和国 101
ゲスト:舛田光洋さん、モデレーター:加藤まみさん、サブモデレーター:Yoshie Sakagamiさん、議事録:沼尻淑子 68人
【掃除の仕事に関わるまで】
最初はミュージシャンになろうと思っていて上京して詞を書いたり作曲をしていた。アルバイトで掃除の仕事をしていた。小学校の時にとても仲良い両親が大喧嘩をした。父が掃除をして母親が喜んでいる場面を見ていたことを思い出し、洗面所に行って洗面所を綺麗に磨いて「洗面所が大変だ!」と大声で叫んだ。
そこに駆けつけた両親が洗面所を見て「なんて綺麗なんだろう」と言って喧嘩が止まった。父が「俺が悪かった」と、母が「私も言い過ぎた」と言って仲直りした。それから僕が洗面所の掃除担当になった。掃除は喧嘩を止める力があるんだと思った。音楽の道が閉ざされていき、掃除がメインの仕事になっていって「社員にならないか?」と掃除会社から言われて社員になった。
【掃除力のきっかけ】
ビッグになるのを諦められなくて色々事業を起こしたが事業をするごとに借金が増えていった。カーテンを閉めてしばらく部屋から出ない生活をしていた。そこに清掃時代の友人が助けに来た。窓を開けて、換気の力を知った。窓を開けたら光が差し込んできて風が吹いて埃が舞った。息を吹き返した。友人が「こんな家にいたら病気になるぞ」と清掃をしてくれた。トイレがダメな自分に見えた。トイレをピカピカに磨きあげていったらまだやり直せるかもしれないと思えてきた。離婚も経験した。目の前にある仕事が有り難く、心が入れ替わっていった。また新しい出会いがあって今の妻と再婚。以前だったら大きな夢を語るタイプだったが、今、与えられている掃除の仕事をとにかく一生懸命にやろうとなってから人生が好転していった。社長の右腕になって出世した。東京で引き抜かれ、給料が3倍になった。セレブのお家専門の掃除会社だった。先代が作った借金があって2代目が苦労していた。お掃除を1件1件するのでなく、思想で教えた方がいいと“掃除力“を作ったが、気に入られなかったのかリストラにあった。だが、出版社のパーティに出て出版する権利を得た。そこで関わってくれたのがまだ無名な時のひすいこたろうさんだった。出版社の縁を通してくれてサンマークの金子さんを紹介してくれた。2005年、掃除力の本が生まれた。運が良くなる掃除本がまだ出ていなかった。俳優のご主人を掃除で成功されたという本が出ていて、“掃除力“は競り合っていたが、2冊目の「『そうじ力」であなたが輝く!』が大ブレークして増刷になった。
【色々と経験してわかったこと】
人が押し上げてくれた。自分中心の時はトラブルを抱えていた。自分が自分がと思っている間は上手くいかなかった。「ビッグになる」と宣言して北海道から出てきている。自分が認められたいから成功したい。痛い目にあってどん底に落ちて、自分の傲慢さに気づく。なぜこんなに失敗するのか、悪いことが起こるのか、分かるまで時間がかかった。コロナ前、1回また沈んだ。その時は「自分なんかダメなんだ」と劣等感に苛まれていた。傲慢さの裏返しは劣等感。「自分なんかダメなんだ」は簡単に「俺が俺が」にひっくり返ったりする。本が売れていくと、どうだ見たかになる。そうすると人が離れていく。文章が濁ってくる。社長の思いが数字に結果が現れる。文章に現れる。売れなくなっていく。読者に伝わる。頭いい感じで書くが売れない。天狗になっていた。3回失敗したら自分から本を出せなくなっていく。「だめだ、終わった。俺は何の役にも立てない」という状況が4年間続いた。妻や娘が「パパは絶対復活できるよ」と言ってくれていた。「まだ使命がある。こんな所で終わりじゃない」と家族が支えてくれた。家族の絆が大きかった。本を14冊書いていた時、3人目の長男を身籠もって妻のお腹が大きくなっていく。誰の子なんだろ?と思った。あまりに忙し過ぎて「あなたの子」だと言われても変な感じがした。このままだとダメだと思ってタワーマンションを捨てて、北海道の田舎に引っ越した。家族を再生するには今しかないと思った。前の家族を失った時も仕事し過ぎていた。北海道に行ってから家族と過ごす時間が幸せになった。ダメな時を振り返る時間が出来た。娘が友達のように相談してくれている、長男も一緒に育てることが出来た。神様からのギフトだと思った。感謝が得られた。時間はお金に変えられない。本当にありがたいと思った。涙が止まらない体験をした。「お役に立ちたい、お返ししたい」という気持ちになった。十分幸せ頂いた。そしたら、舛田さんそろそろ一冊書きませんか?という話が来た。復活の書になる『一倉定の環境整備』を書いた。人は間違える。しっかり反省して、許されている。多くの人の幸せのためにまだ生きている命を大切に使っていく。
【新刊『掃除力で全て上手くいく』の思い】
ひとつの掃除力の集大成。今後自分の人生はコンサルにシフトしていくのかと思った。しかし人と人が触れ合う喜びをclubhouseで体感。そこで得たものが新刊には反映されている。2005年の掃除力の本は「自分の夢を叶えるために掃除をしよう、マイナスを取り除かないと成功できないよ」という本だった。それから断捨離、こんまりさんなど掃除の本が出るようになって、部屋を見て部屋が汚いと自分を責めてしまう人が多いと気づいた。忙しいと埃を見てもなかなか取れない。埃を取れない、グジャグジャの自分がダメだと知らず知らず自分を責めていってしまう。なので“許し“を今回の本には書いている。汚い部屋は自分の心の現れだけど「よく自分頑張ってるね」とまずは認めようと。現代人は掃除できないくらい忙しい。これからは許しがテーマなのかな、と思っている。一番の汚れは自分を否定すること。自分の存在があるにも関わらず、自分で自分を否定してしまう人が多い。日本は否定のエネルギーが多い。汚したのは過去の自分。今の自分が過去を否定すると、未来の自分も否定することになる。肯定や許しを入れると蘇ってくる。心の状態が部屋に現れる。一拭きしただけで心は変わる。部屋が変われば、心が変わる、行動が変わる、人生が変わる。長友妙子さんと11月25日に福岡でコラボ講演会をします。
【リスナーからの感想】
長友妙子さん:自分軸が大切。洋服と一心一体になって生活する。マインド、考え方が大事。自分という人間性を見据えるいいきっかけになったらと思う。
舛田光洋さん:洋服をどのタイミングで捨てるか。クローゼットに洋服をどのように残すかは大事。妙子さんはファッションから指導してもらって。
長友妙子さん:鏡で対面して、キラキラするミラー効果はその人を輝かせるキーポイントになる。
原里美さん:妙子さんのグローバル共和国での朝活が11月20日にあります。今、和歌山県の神社でご祈願している。名古屋で11月18日、舛田光洋さんの金運アップ掃除力講演会があります。「各地にオーラ、柱を建てたい」というのが舛田先生の目的でもあるので日本磨きにご協力を頂きたいです。
【最後に一言】
11月25日に掃除力の本を販売します。“掃除力で全て上手くいく“が自分の結論。困った時は掃除力。自分の心が部屋に現れている。見つめながら改善してきた。様々な問題、願いを神社のように叶えていきますので新刊をぜひ手に取って掃除してもらえれば。11月19日、グローバル共和国の朝活6:30〜“大掃除、捨てる“をテーマにお話しするのでよろしくお願いします。