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宗教なき宗教「カルト」について
ハレルヤ!
神様のお名前を賛美します!
カルトという言葉は、元々「宗教儀礼」を意味する言葉でした。
ですから、元々は「悪い宗教団体」の意味ではなかったのです。
では、「悪い宗教団体」としてのカルトの定義は何でしょう。
特定の教祖や教義を熱狂的に信じる小集団。その中でも、代表者または特定の主義主張に絶対的に服従するよう、メンバーやメンバー候補者の思考能力を停止や減退させてしまうのです。
他にも、目的のためには違法行為も繰り返して行なう集団を、「破壊的カルト」と称しています。
カルトの特徴はいくつかあげられます。
宗教型カルトは、主に宗教的強迫。例えば、祟り・悪運・憑依・呪い・来世などの恐怖をもって迫る。
「これがあれば幸せ」「これがなければ不幸せ」と主張する。
商業型のカルト。常識的には「あり得ない」儲け話(一攫千金・未知の商法・無限連鎖)「このチャンスを逃すな」「考えずに行動しろ」と迫ります。
また、心理・教育型誰もが持つ「向上心」につけ込み、架空の「潜在能力 を誤認させる。 「今以上の能力を発揮できる」「今のままではダメ」と否定する。これも、髪型によっては宗教なき宗教です。
他にも、政治型「社会的問題」に対する憂慮を煽り立て、破壊活動を 正当化する。 「世の中は間違っている」「我々のみが正しい」と主張して「破壊的カルト」化する場合もあります。ですからカルト=宗教とは限らず「思想」の場合もカルトに含めるのです。
カルトが本質的に危険なのは、マインド・コントロールです.
これに関しては、ある程度の知識が必要です.その場合は、「伝統的な」宗教の専門家に相談してください。
キリスト教ならば神父か牧師。仏教系ならば僧侶やお寺の住職。
インターネットで情報を調べる必要もあります。
勧誘に際しては、相手も断りにくい環境を作って来ますから、はっきりNoと言える 断る勇気をもって下さい。
カルトは、こう考えると、宗教離れの現代において、また宗教に関する知識に関して無知なるが故に、こうした問題が発生するのだと思います。
人間は、メンタル面で宗教的な存在を必要としています。また、信仰の必要性もあります。その空いた部分を狙って現れたのが問題のカルトだと思います。
宗教なき宗教と言えます。
ペテロの第一の手紙 5:8 口語訳
身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。