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【戰う教会カルト警報アラート】悪魔のカルト事件簿【太陽寺院の謎の集団死事件】
1994年10月。集団死の最大の惨劇は、スイス西部・シュイリーで23人の焼死体が見つかった事から発覚しました。
計53人(うち子供16人)が謎の集団死を遂げたのです。そのほとんどがスイス西部で命を絶ったのです。
1994年10月5日未明。フリブール州シュイリーの農家の焼け跡から、23人の焼死体が見つかリました。遺体はいずれも新興宗教の装束を身に着けていたのです。ほぼ同じ時にヴァレー州グランジェ・スル・サルヴァンで焼け落ちた山小屋から25人の焼死体が発見されました。
翌日にはカナダ・モントリオール州から車で1時間ほど離れたモリン・ハイツで5人の焼死体が見つかったのです。
教団の装束からそれまでほとんど名の知られていなかった秘密宗派太陽寺院(正式名称は、太陽伝説国際騎士団)と判明しました。
「この地を去ることに後悔はない」との遺書を残して信者は集団自殺したのです。自殺者のなかには創始者のルーク・ジュレとジョ・ディ・マンブロもいました。
体内から毒が検出されましたが。一方シュイリーの事件では、23人中20人に弾痕があり、その大半が頭部にあリました
1980年代ベルギー出身で自然療法士のジュレは、平和でエコロジーな生活を夢見る人々を集め、1989年には信者はフランス、スイス、カナダを中心に442人に広がリました。
教団が地球や自然に近い暮らしをする男女の集まりで、幸福な生活を送れるとPRしました。
やがてジュレとディ・マンブロは、特別に作られた場所にいれば、世界の終末で生き残ることができると信者を洗脳してマインドコントロールを進めるようになりました。
この秘密めいたカルト世界は多くの信者の心をつかんだのです。だが、カナダで信者の1人が銃器所持罪で有罪判決を受け、風向きが変わリました。
多くの出資者が教団から離れ、資金は底をつきはじめた。そこでジュレとディ・マンブロは敵だらけの世界に別れを告げることを決めた。「シリウスへの転向」と称し、地下活動に身を潜め悲惨な事件が起こったのです。
ニューエイジの神秘主義と環境保護を主張するカルト教団。正式名称は太陽伝説国際騎士団と呼ばれていました。
ニューエイジ思想の恐ろしさを物語る事件でした。
死後にビデオが公開されたが、死ぬことを告白しているのに笑顔であったのが多くの議論を呼んだ。 自殺事件の真相は現在も闇の中です。
カルトの特徴
「宗教ではない」を装って近づいてくる。
人間が教祖。あるいは救世主。
声かけは、一人で歩いている人物を狙う。それも歩調はゆっくり。
ネガティブな雰囲気の人物。
目立つ個性的な服装。
ギターケースを抱えて歩いている