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アントン・ラエウスキー(1)
2016年2月16日 ウクライナメディア:
ドンバス紛争にロシア義勇兵として参加したネオナチ、アントン・ラエウスキー(Антон Раевский)の証言記事
「DNR」は決して攻勢に出ることはない。みんなブラック(注:密造酒)を飲んでいる
ロシア人義勇兵アントンは、ドンバスで民兵のために戦った
2015年末、第四の権力(注:ロシア・マスメディア)のサイトによれば、ロシアのオレールに帰郷したアントンはDNRに幻滅していると言う
「私が所属していた第7機動小銃旅団は、DNR、そして再編成後のLNR人民軍に所属していた
デバルツェヴェ近郊にいるピャトナシュカ旅団に隣接して陣地を確保していたが、どこもかしこもカオスだ」
みんなブラック(注:密造酒)を飲んで酔っ払っている
誰もが持ち場を離れて、密造酒を飲みに行く
しかし、クビにしても、また同じような人が入隊してきて、また教育し直さなければならなくなる
と言う
「愛国者、ロシア民族主義者、国家ボリシェヴィキの流れは悪くなった
本物の軍隊はもういない
プロパガンダを聞いて行った一般人たちも、冷めてしまった
ドンバスの住民でさえ、荒廃と貧困があるにもかかわらず、志願兵とはならない
親戚を訪ねてウクライナに行くとか、ロシアで働くという選択肢ができれば、すぐにそうしている
戦う相手がいないのだ
前科者、アルコール依存症、薬物依存症だけが軍隊に来る
ウクライナ軍がその戦線の一部を攻撃すれば、数時間で占領されるだろう」
そうアントンは言う
「半数は一目散に逃げ出し、2割は何が起こったのかも理解できないだろう
金のために軍隊に入る人が多い
二等兵は1万5千ルーブル(5千フリヴニャ)軍曹は2万ルーブル、准尉なら2万4千ルーブル
私は小隊長で、31,500ルーブルをもらった
これはDNRではクレイジーな大金だ
その金で家を買わないかと誘われた
無意味に死にたくないから帰ったんだよ
ノボロシアなんて完全にイカれてる
DNR軍は決して攻勢に出ることはない
バカみたいに何も準備がない
やる気をなくした
ロシア人に対する否定的な意見が増えている
多くの人が戦争にうんざりしている
時々、タバコを買いに行くと、おばあちゃんが言うんだ
『戦争はいつ終わるの?ウクライナでもロシアでも、もう、どうでもいいんです』
かれらは平和に暮らしたいと思っている
今、DNR軍にとって、戦争はただのお金を稼ぐ機会なんだ
2014年、彼らはどこにいた?
座って飲んでいただけだ
そして今、彼ら(DNR軍)はお金に困っているだけだ」
(終わり)
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