血液内科(5) 診察
今日は、血液内科の受診日です。
(検査予約だけしたら、すぐに終わるかな。
でも診察時間はズレそうだから、始業時間には間に合わなさそう)
ということで、万一に備えて、会社のPC持参して病院に向かいます。
(始業時間に間に合わない場合は、とりあえずログインしてごまかすか、WEB会議だけ病院の休憩所で参加しよう…)
受付をすますと、お子さんの泣き声が聴こえてきました。
男の子がお父さんにしがみつき、泣き叫んでいました。
お父さんの横には大きなスーツケース。
何があったのかは分かりませんが、お子さんのあんな悲痛な泣き、お父さんはとてもお辛いだろうな。
お子さんやお父さんの思いを想像していると、胸が張り裂けそうになり、涙が溢れてきました。
どうか、あの子とお父さんに、今日の出来事を笑って話せるような、そんな穏やかな日が訪れますように。
予約時間30分過ぎました。
(よし! 読み通り! パソコン持参して良かった 笑)
と、売店にお茶を買いに行きたくなり、念のため、窓口の方に順番を確認します。
「あれ…? 血液検査が入ってますね。先生に言われてます?」
「いえ。何も言われてませんし、受付票にも記載ないですけど」
「あ…すみません…今朝、先生が検査予約入れたみたいです」
「え、面白い!」
思わず「面白い!」と笑ってしまいました。
「申し訳ないですけど、採血お願いします」
「はい。全然、大丈夫ですよー」
窓口の方はちっとも悪くないのに、申し訳なさそうに謝罪されてました。
患者さんから責められることが多いんだろうな。気の毒な…。
大変ですよね。患者さんと医師との板挟み。
先生方、事務の方には、特に労わってあげてくださいね 笑
血内先生は、全受け持ち患者さんと連絡先交換、してくれたらいいのにな。
そうすれば、朝、家を出る前に「今日は変更ありますか?」と、確認できるし。
そうしたら、窓口の方が、患者さん達から苦情を言われることも減るし。
(先生はお忙しいから、メッセージも電話もスルーされそうですけど… 笑)
血内先生、是非、連絡先教えてください! 笑
それにしても、血内先生の考えは、いつも読み切れません。
血内先生に、24時間密着取材してみたいです。
絶対面白いと思います。
実に興味深い先生です。
採血室で待機していると、心臓がドキドキしてきました。
だって、採血されるなんて思ってなかったから。
採血の覚悟をして、来院してませんから! 笑
(さっきは「大丈夫です」なんて言ったけど。ダメだ。怖くなってきた)
今日は、優しそうな女性の技師さんでした。
でも、針を刺されてチクっとした瞬間、反射的に腕を引いてしまいました…。
(あ!やっちゃった!)と自分の行動にビックリしましたが、技師さんもビックリしてました。
(痛い…。覚悟が定まらずに採血すると、ダメだぁ)
一瞬、指先に痺れたような感覚がありましたが、暫くすると治まりました。
「採血時には動いてはならない」
反省です。
ということで、予約時間より1時間以上遅れて診察開始です。
(ここは読み通り 笑)
この病院に関しては、診察は最後の方が気楽かも。
最後だと、次の患者さんのこと気にせず、ゆっくり出来るから。
血内は、何時の予約でも、図らずも最後の方になるので、のんびりお話し出来るから好きです 笑
半年ぶりの血内先生。
あれ? 少し、肌が日焼けしてる?
楽しい夏休みをお過ごしになられたのかしら。
意外とアウトドア派なのかな?
山荘の木陰で本を読んでるイメージなんだけど。
それとも、健康に気を遣って、自転車通勤してるのかな。
自転車に乗る先生…。
いけない。
先生の日常を想像するんじゃなくて、ちゃんと症状を申告しないと 笑
「時々、胃なのかみぞおちなのか、痛くて目が覚めて眠れません」
「MALTリンパ腫では痛くならないですよ」
「そうですか」
うーん。血内の診察まで、痛みを我慢してきましたが、MALTリンパ腫からの痛みではないとのこと。
どうしよう。消化器内科で、診てもらった方がいいのかな。
気絶する程の痛みではないから、まだ我慢出来るけど。
痛みで眠れないのは辛い…。
血液検査の結果、肝臓の数値が少し悪いくらいで、後は問題ないとのこと。
(赤血球とか結構他のモノ、低い数値ですが、貧血ではないそうです。そうなの?)
胃MALTリンパ腫は、引き続き、経過観察か放射線治療。
二択だそうです。
ある消化器内科の先生から
「ピロリ菌が陰性でも、全くいないというワケではないから。
MALTリンパ腫なら、ピロリ菌除菌した方がいいよ。
一度、除菌をお願いしてみたら?」
と助言を貰っていたので、先生に聞いてみました。
「ピロリ菌陰性で除菌? この病院ではやってないな」
アルゴリズムでは【胃MALTリンパ腫→ピロリ菌陰性→放射線治療】
だから、間違ってはないし、寧ろ、正しい道筋なんだと思います。
でも、ピロリ菌陰性でも除菌すれば、約半数に効果があると仰る先生もいたような。
【胃MALTリンパ腫→ピロリ菌陰性→ピロリ菌除菌】を推す先生は、消化器内科が多い気がします。
血液内科と消化器内科。
もしかして、呼内VS循内みたいに、仲が悪いのかな。
血液内科は、全科と仲良し関係を築ける科、というイメージなんですけど…。
同じ病気でも、病院によっても、考え方や治療方法が異なるのかもしれません。
消化器内科の先生に「陰性だから、ピロリ菌除菌しないようです」と言ったら、
「え? それどこの病院なの?そんな病院ある?」と驚いてました。
遺伝子検査の結果によっては、進行しないから無治療でもOK、といった場合もあるようですが、私は、遺伝子検査してないと思うので、無治療でOKと確定したワケでもなさそうだし。
かと言って、放射線治療しても、肺がんの進行状況によっては無駄になる(すぐ死ぬとか?)ワケで。
まぁ、MALTリンパ腫はそんなに進行しないだろうから、ここは「経過観察」の一択 笑
「経過観察を希望します」
「それでいいと思います」
「アレセンサ」は悪性リンパ腫の方にも処方されるようなので、
「アレセンサで、MALTリンパ腫も治ったりしますか?」と訊いてみました。
「MALTリンパ腫は治らないです」
ですね!ワンチャンあるかな?と思って、聞いてみただけです 笑
人間ドックで胃カメラする予定なので、次回は、その結果を持参して、診察することになりました。
でも、実はまだ予約すらしてないんです…。人間ドック 笑
そろそろ予約しないと、会社指定の期限までに間に合わないかも。
「(予約日迄に)人間ドック受診出来なかったら、早めに(予約)キャンセルするようにします」
と、お伝えして、診察終了。
でもこの調子だと、予約日迄に受診できても、結果が戻ってこなさそうな…笑
検査結果が間に合わなかったら、診察の時間、血内先生と楽しくおしゃべりして過ごすだけでいいなら来院しますけど、先生の貴重な予約枠を奪ってそんなことするわけにはいかず。
個人的には、先生の半生や奥様との馴れ初めとか、訊いてみたいことは山ほどあるんですけど。
(寧ろ、先生の奥様とお話したい 笑)
血内先生には、つい甘えが出てしまう(悪く言えば遠慮がなくなる 笑)のか、先生には関係ないことをお願いしたり、なかなか失礼かな?と思うような質問までしてしまいます…。
でも、先生は、どんな質問でも、否定せず受け入れてくれて、真面目に回答してくれます。
先生、ありがとうございます♪
次回も、またお願いすると思うので、その時も宜しくお願いします 笑
お会計を済ませると、13時近くになってました。
慌てて会社のPCにログインして「仕事してますが、何か?」と誤魔化して病院をでました 笑
次回は、(結果が入手できれば)3か月後。
それまで、先生、お元気で!
(支払額/再診)
再診料 76点
検査料 662点
負担額(3割)2210円
2022年 7月 コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月 人間ドック
2022年11月 人間ドックの検査結果
→胃MALTリンパ腫の疑い
2022年12月 大学病院で胃カメラ検査
2023年 1月 胃MALTリンパ腫確定
2023年 2月 PET/CT検査
→胃以外にも病変の疑いあり
2023年 3月 造影CT検査
→肺がん・転移の疑いあり
骨髄検査
→問題なし
気管支鏡検査
脳造影MRI
→肺癌 ステージⅣb ALK
2023年 4月 超音波エコー・造影CT検査
→胆石、胆嚢ポリープ、数個
アレセンサ服用開始
2023年 5月 脳造影MRI
→脳腫瘍(2.1センチ➡︎1.4センチ)
2023年 6月 造影CT
→原発巣、縮小
2023年 7月 脳造影MRI
→脳腫瘍(1.4センチ➡︎1センチ)