閑話(2)
昔、私が見かけた患者さんに、こんな方がいました。
とある病院に、生活保護受給者の患者さんが通院してました。
彼女は、小学低学年の息子さんが一人いました。
私が通院すると必ず見かけると言っていいほど、彼女は常連の患者でした。
ある日、骨折したのでしょうか。
ギプスをつけ、松葉杖をついて歩く彼女を見かけました。
それから、何ヶ月経っても、彼女は松葉杖をついて歩いてました。
院内では「痛い…。足が痛い…」と訴えています。それはそれは、大袈裟なほどに。
「まぁ、大変ねぇ。何ヶ月も痛みがとれないなんて。お辛いわねぇ」
なぁーんて、私は、思いません。
だって、見てますから。
病院前の横断歩道を、松葉杖を小脇に抱えて、走って横断している姿をー…。
不思議ですねー…
病院に一歩、足を踏み入れると。
歩けない程、足が痛くなり。
松葉杖がないと、歩けないそうです。
病院を一歩でも出ると、走ったり、スキップ出来るほど、すっかり治るみたいです。
まぁ、不思議!
これぞ、人体の不思議!!
なわけあるかぁー!!
生活保護を受給し続けるために、仮病使って通い続けているのでしょうが。
あんな人の分を、私たちが働いて納税した分が遣われてるのかと思うと…
仮病だろうと、患者が「痛い」と訴えたら、診療続けるしかないのでしょうか?
痛みは、本人しか分からないので、虚偽の申告かどうかなんて、分かる術はないのでしょうが…。
嘘発見機、導入してみてはどうでしょうか 笑
患 者 「痛いです」
嘘発見機「ウソ」
医 者 「痛みないでしょ」
患 者 「痛いんです!本当です!」
嘘発見機「ウソ」
医 者 「痛くないでしょ?ウソつかない」
患 者 「痛いって言ってるでしょ!ヤブ医者」
医 者 「私はヤブ医者ではない。名医だ」
嘘発見機「ウソ」
…なんて 笑
世の中、色んな患者(彼女は患者と言えるのか?)がいるものですね。