閃輝暗点
時々、何の前触れもなく、閃輝暗点の症状がでます。
キラキラギザギザしたものが、突然、視界に浮かびあがってきます。
仕事中に発生すると、モニターの文字がキラキラ部分で隠れて見えません。
キラキラを避けるように頭を傾けたりして文字を読もうとしますが、ギザギザが大きくなると、お手上げです。
そんな時は「もう無理」と諦めて、仕事は中断し、休憩することも(サボりたいだけ、ともいう)
長くても数十分もすれば治まるので、「あ…。久しぶりのキラキラ、きたー」と思いながら、のんびり時間が経過するのを待っています。
不思議なのが、目を開けていると、透明のキラキラギザギザがゆらゆら動いているのですが、目を閉じると、色がつきます。
目を閉じているので、背景は黒色(灰色?)なのですが、そこに、漆黒で縁取りされた水色や黄色等のカラフルなギザギザが浮かびます。
原色なのか、とてもはっきりした濃い色です。
不思議。
閃輝暗点は、目を開けていても閉じても、右側に浮かんで見えます。
このギザギザは、脳の錯覚?
飛蚊症みたいに視界に浮かんでるの?
真ん中から右側にギザギザが見えるということは、左側の脳に問題があるということ?
関係ないのかな。
閃輝暗点は、いつから経験するようになったのかしら。
転移性脳腫瘍が出来た頃からなのか、それ以前からなのか。
はっきりとは憶えていません。
飛蚊症のため、子供の頃から視界に透明の糸くずみたいのが浮かんで見えていたので、閃輝暗点もその一種だと思い、あまり気にしてなかったような気もします。
(閃輝暗点という言葉も知らなかったですし)
「一度病院で診てもらった方がいいかも」
と焦ったのは、運転中に症状が出たときでした。
対向車は見えないし信号機は見えないしで、「これは事故る」と怖くなり、運転を中止しました。
あれは、多分、告知の約1年前(2022年3月頃)だったような気がします。
それ以前から視野欠損のような症状もあり、年齢的に緑内障を疑って、緑内障で有名な眼科を受診したのが2022年8月。
同院で視野検査を勧められて、予約がとれたのが2022年12月。
視野検査の結果、問題ないとのことだったので、
「だったら、脳や神経に問題があるということでしょうか?」
と先生に訊きましたが、「それはない」とあしらわれて。
2023年3月に、転移性脳腫瘍2.1センチと判明。
脳に転移した時期は、いつ頃なのか分からないけれど。
振り返れば、もっと早くに肺癌も分かったかもしれないけれど。
あまり早い時期だと原発巣も小さすぎて見落とされていた可能性もあるので、自分的には、2023年3月がベストタイミングだった!と思っています 笑
でも、お医者さんに、お願いがあります。
患者の訴えを無碍にしないでほしい。
何でも闇雲に聴き入れてほしい、と言ってるのではありません。
ただ、一切聞く耳も持たず「素人の戯言」と一蹴するのはやめてください。
私の場合だと
「脳だとしたら、自分の専門外なので分からない」
とか
「では、他院紹介しましょうか」
とか
「じゃあ、念のため、MRI撮ってみましょうか(無駄だと思うけど)」
とか、言って欲しかった。
難しければ、
「うーん。どうだろう?」
だけで、もういいです。
とりあえず、否定はしないで 笑
何故、専門外のことなのに、患者の訴えを全否定出来るのでしょうか?
自分の知識にない症状や訴えは、全否定する医者が、あまりにも多い。
だから、私はお医者さんの言うことは、基本、信用していません。
何を言われても、とりあえず疑います 笑
この時も、
「じゃあ、別の病院でMRIを撮ってもらおう」
と思い、その眼科は次回の予約もせずに帰りました。
そして、病院を探す前に、T大病院で脳腫瘍が判明したので、探す手間が省けました 笑
眼科の先生!
閃輝暗点や視野欠損は、脳腫瘍とは関係なかったのかもしれないけど。
でも、私が癌だったから、T大病院で脳腫瘍も見つけてもらえたんですよ。
T大病院行ってなかったら、今頃、死んでますからね 笑
お医者さん達は、患者の最期まで診ないから、自分達がどれほど病気を見落しているか気付いてなさそう。
(まあ、気付いてたら、恐ろしくて医師なんてやってられないでしょうが…)
話が逸れた 笑
閃輝暗点で検索していたら、こんな説明を発見。
中年で閃輝暗点だけで片頭痛が起こらない場合、まれに脳梗塞・一過性の脳血流障害や、器質的病変が原因であることもあり、また、てんかんの症状として起こることもありますので、MRI検査、脳波検査を受けることをお勧めします。
中年… 笑
てんかんではないと思うけれど、脳波検査も受けた方がいいのでしょうか。
MRIでは分からなかった病変が、脳波検査では判明したりするのかしら。
以前ほど発症しなくなったから、気にしなくてもいいのかな。
閃輝暗点と転移性脳腫瘍との関係性はあるのでしょうか?