日記7(自分探しをするやつはアホ)

自分とは何か、つまり倫理の授業習った自己のイデアみたいなものはなんなのかっていうことだけど、これについては誰でも一度は考えたことがあると思うし、その答えを出すことが出来なかったこともみんな同じだと思う。
 僕も最近そのことばかりを考えていたけれど、これは意味のないことだと気づいてしまいました。ここからが僕の考えです。
 人は皆、確固たる自分というものが存在すると思うことによって、心のバランスを取ろうとして要るのではないでしょうか。実際はそんなものはないのにね。「自分とは〇〇だ」と言い切れないのは、自分というのが周りの物や人との関係の中にあるからです。具体的にいうと僕は果物の中で梨が好きっていうのが関係性です。関係性が積み重なりそこに意味が生じます。つまり、自分につながる関係性そのものが自分であり、同時に自分というものは存在しないという二重性を「自分」が持っているということです。卵が先か、鶏が先か、みたいですね。
 まとめると自分探しという意味のないことをするくらいであれば、自分を取り巻く関係性ができるだけ自然である様に努めることが大切であるということです。何よりも自然であるというものは大切です。これについてはうまく文字にできません。

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