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50代女性は 「団地のふたり」のように支えあおう!
50代在宅勤務会社員、認知症フレイル気味の実母同居介護体験記です。
介護離職せずに仕事続けられてはいますが やはり介護と仕事の両立は大変で、このブログで
「嫌いな親でも老いたら支援するのが人道」とか
「兄弟姉妹の「チーム介護」を妨げるもの」とか
書き続けて発散させていただいていました。
次世代ファミリーコーチングコミュニティに所属して いろいろなコーチにお話し聞いてもらいながら介護のファミリーチームづくりも意識して
頑張ってきました。(次世代ファミリーコーチングは時に個別相談もしてくれるし、暖かい見守り支えあい励ましあいのコミュニティで、みんないろいろあっても家族を愛して素敵なファミリーであろうとしている人たちばかりの集まりだから、とってもありがたいんです!)
そんなこんなの活動が生きて ありがたいことに姉との関係が新フェーズへ突入しそうな感じになってきましたので、今まで支えてくれたみんなへの感謝も込めて新フェーズのご報告!
無事新フェーズに突入できているのは、たぶん、私が、NHKドラマ 団地のふたりを見て ああ、私と姉、この なっちゃんとノエチみたいなんだなーとイメージしなおして、肩の力が抜けたからではないかと思います。
いっていれば、この「団地のふたり」は私たち姉妹の未来ビジョン!
50代以前で未来に不安を感じる女性たちにも この「団地のふたり」は 安らぎと暖かさを感じさせてくれる「素敵な未来ビジョン」だと思うので
ドラマ・本のご紹介を兼ねて私たち姉妹の新フェーズへの歩みを少しご紹介していきましょう。
1.「団地のふたり」について
「団地のふたり」は 団地で生まれた幼なじみのノエチとなっちゃんの2人の物語で、藤野千夜さん著の本です。ノエチとなっちゃんは独身50代です。続編の 「また団地のふたり」も出ています。
本は表紙も中のポップも 北澤平祐さんのイラストで、本のストーリーととてもシンクロしています。
私は NHKさんがドラマ化してくれて出会いました。ノエチを小泉今日子さんが、なっちゃんを小林聡美さんがとても素敵に演じています。
(NHKオンデマンド配信中!11月3日が最終回!)
NHKドラマの紹介文をそのまま引用しますね。
結婚したり羽振り良く仕事したり、若い頃は色々あったけれど、わけあって昭和な団地に戻ってきた。
小さな恥も誇りも、本気だった初恋のゆくえもお互いよく知っているから、今さらなにかを取り繕う必要もない。
一緒にご飯を食べてバカなことを言い合いながら、日々へこんだ心をぷーぷー膨らませている。
古くなった団地では、50代でも十分若手。
子どもの頃から知っているおじちゃん・おばちゃんの家の網戸を張り替えてあげたり、昭和な品をネットで売ってあげたり。
時代遅れの「ガラクタ」でも、どこかにいる誰かにとっては、きっと「宝物」。
運よく高値で売れたら、その日のご飯はちょっとだけ贅沢にする。
一方、新たに越してくる住人たちもそれぞれにワケありで。
助け合いながら、変わらないようで変わっていくコミュニティがそこにある。
まったり、さらり、時々ほろり。
幸せってなんだろう。
今日もなんとか生きていく。
50代、独身、実家暮らし。団地で生まれた幼なじみのふたり。心がざわつくことがあっても、ふたりなら大丈夫。小泉今日子×小林聡美の名コンビで送る、温かくユーモラスな友情の物語。
2.50代女性の支えあい、ノエチとなっちゃんを見習いたい!
「団地のふたり」ノエチとなっちゃんの素敵なところはこんなところ。
・なっちゃんはフリーランスのイラストレーター。イラストがすごく売れているというわけではないみたいだけれど、マイペースな自分の暮らし・自分の感性をとーっても大事にしているみたい。
=>(マイペースって、結局いつもポジティブでいられるってことじゃない!って感じさせてくれる。)
・なっちゃんは超自然体で毎日美味しいお料理を作れる。一人でも楽しんでお料理しているし、もちろん、ノエチと一緒に食べればもっと楽しい。ノエチがお料理につられて来ちゃう様子とそれを受け入れるなっちゃんはとーっても自然で素敵!
=>(私ことベアちゃんもお料理は好きで、自然体でお料理楽しんで、母も夫も私のお料理でほんわか笑顔になっているので料理シーンではなっちゃんに超共感。料理を 面倒な家事的にいうんじゃなくて、幸せな暮らしの一部としてこんな風に続けるのがGOODと思う。団地じゃなくても 団地みたいに地域の人とつながって、お料理苦手で孤食しているがフラッと寄れるところがあったらいいな!と思った。子ども食堂はそんな取り組みだと思う!なっちゃんみたいな人がたーくさん世の中に居ますように!)
・ノエチのなっちゃんへの喧嘩のしかたがとーっても素敵。
ノエチは大学の講師で結構頑張っているので、超マイペースのなっちゃんには振り回されちゃうこともある。 なっちゃんが天然ボケ状態で、ノエチの急所(昔の恋など)を踏んでしまっていることもある。ノエチは マイペースななっちゃんに それなりに チクチク嫌味を言うのだけど、なっちゃんはマイペース戦略(?天然ボケ?)で ノエチの嫌味は完全にスルーだ。
(7)のストーリーでは さすがにノエチがしばらくなっちゃんの家に行かなくなる。要するにノエチはなっちゃんに怒っている。 それなのに、
ある日を境に また同じように 時々一緒にご飯を食べ、一緒に行動する仲にまた戻る。
=>ベアちゃんは 「物事白黒はっきりさせよう」的な考え方なので、私がノエチの立場だったら、思いっきりハッキリ怒って、もうお会いしません、と明言しちゃうかも、と思うくらいだったのだけど、このふたりはそうならなかった。(これが大人というものか?ベアちゃんは 50代の癖にまだ青いのか?的に反省もしたりした。) ドラマではノエチがちょっと我慢している?感もしたけど、マイペースな なっちゃんに助けられているから、絶縁できないでまた仲が復活するのかもしれない。こんな喧嘩のしかた ベアちゃんは姉にぜひ使おう!と思った次第! (今母の介護を一緒にやっているから ベアちゃんと姉は ノエチとなっちゃんと同じ距離感なのです。)
総じて 団地のふたり の一番素敵なところは 女同志のマウントから完全に解脱していること。二人を巻き込みながら 他の団地の大人たちも 競争やマウントまみれだった過去から解脱して 団地というコミュニティで暖かく交流していく。(ま、その過程はいろいろあるんだけど)
=>ベアちゃんは地域で社会貢献!をちょっと意識しているんだけど、地域にはいろんな人がいるので、当然イラっとくることも拾ってしまうし、なんで私が?!みたいな目にもあったりする。だけど・・できないことはできないとマイペースを貫きながら、ゆるーく支えあえればいいんだよな、と思える。50代以降、男性が現役時代の仕事や立場に固執して家庭でも地域でもうまくいかないことってよく耳にするけど、女同志も 昔の現役時代は管理職だった!とか そういう話ばっかりする、みたいな人を見かけるようになってきた。(女性も一生懸命仕事するからだと思う)
でも職場のピラミッド組織でどんなにマウントしあってきたとしても、それとはまったく違う形のつながりが・・きっとあるハズで、 団地のふたりがそれを示してくれているって思ったた。
3.さて、姉とベアちゃんの新フェーズとは?
旧フェーズの振り返りから。ベアちゃんは 母に望まれて 15年前に 築70年の木造家屋の実家に戻ってきていて、15年前、ベアちゃんとベアちゃんの子が住むには耐震が不安だから、という理由で、大きな耐震工事を決行した。この時、母は大反対し、心労のせいか癌になった。そして、当時その家に暮らしていない姉までがベアちゃんが耐震工事を計画し決行したからだと猛烈にベアちゃんを責めた。そしてベアちゃんと姉は激しい喧嘩。マジ ベアちゃんが弁護士やカウンセラーに相談したほど。
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