毎日杯、日経賞 レース回顧
毎日杯
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:晴れ、芝:良
6:30 天候:晴れ→雨、芝:良→稍重
8:08 芝:稍重→重
13:34 天候:雨→小雨
14:39 天候:小雨→曇り
と推移し、当レースは重馬場で行われました。
10R 古馬2勝クラス1600mの走破タイムがスローペースで1.35.6、標準タイムが1.34.0、当レース走破タイムが1.46.0、標準タイムが1.46.5、重馬場とは言え極端に時計の掛かる馬場では無く、水準程度の馬場レベルでした。レース当日は逃げ先行勢が幅を利かせていて、コースの内側もそんなには傷んでなかったようです。
ラップタイム振り返り
走破タイムが1.46.0、前半通過タイムが35.2-47.3-59.6、後半上りタイムが58.7-46.4-34.4、後傾ラップでメイショウタバルがまんまと逃げ切りました。逃げ馬が上がり最速なので、後方勢にはどうにもならなかったですね。
騎手、陣営コメント
<メイショウタバル=1着>坂井騎手 ペースは気にしていなかった。非常に強い競馬だった。
<ノーブルロジャー=2着>川田騎手 1800メートルでも我慢してくれて、最後まで今日できる走りはしてくれました。勝ち馬とは馬場適性の差が出たと思います。
<ベラジオボンド=3着>岩田望騎手 課題のゲートもしっかり出て、馬場が悪い中でもしっかり走ってくれたけど、馬場がいい方がよりいいと思います。
<ファーヴェント=4着>松山騎手 勝負どころでズブさを見せていた。手応えほど動ききれていない感じ。馬場は問題なかった。
<スマートワイス=5着>武豊騎手 少しずつ幼い気性は直ってきているけど、まだもう1つギアが入らない感じ。
<サトノシュトラーセ=6着>藤岡康騎手 前々で運ぶプランで、スタートも出てくれたけど、そこから思った以上にスピードに乗り切らない感じで・・・。
<ルシフェル=7着>ムルザバエフ騎手 道中のプランも思い通りで折り合いもついて、のめっている感じもなかった。なぜ反応しなかったのか分からない。
<ニュージーズ=8着>ルメール騎手 疲れてしまった。経験がなくて、この馬場で大変でした。
<ナイトスラッガー=9着>池添騎手 位置をとりにいって3番手で運べたけど、現状ではちょっとしんどかった。素質はいいものを持っている。
<トラジェクトワール=10着>西村淳騎手 あまりこういう馬場は好きじゃなかったです。
日経賞
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:晴れ、芝:良
6:30 天候:晴れ→曇り
8:44 天候:曇り→小雨
10:05 天候:小雨→曇り
13:24 天候:曇り→小雨
16:05 天候:小雨→曇り
と推移し、当レースは良馬場で行われました。
気象庁のHPによりますと船橋市では、9:00に0.5mm、10:00に1.0mmの降雨が観測されています。
8R 古馬2勝クラス1800mの走破タイムがスローペースで1.49.0、標準タイムが1.47.9、当レース走破タイムが2.31.4、標準タイムが2.32.9なので高速馬場とまでは言えないですが速い時計の出る馬場レベルだったようです。
当週は好天が続いたせいか、芝も多少回復したのかもしれないですね。
ラップタイム振り返り
走破タイムが2.31.4、前半通過タイムが36.6-48.1-60.0、後半上りタイムが60.7-48.5-36.2、前後半ほぼイーブンペースで結果的にはマテンロウレオが好タイムを演出し、タフなレースになりました。シュトルーヴェも最後、前が開いたのも有りますが好内容で勝ち切りました、強かったです。
騎手、陣営コメント
<シュトルーヴェ=1着>鮫島駿騎手 自分と馬の空間だけを意識して、馬を信じていました。勝負根性がありました。乗っていて楽しかったですし、力強さに感動しました。レースセンスがあって何も癖がないですし、最後にしっかりと切れるのもいいところだと思います。
<クロミナンス=2着>戸崎騎手 内に潜り込みたかったけどずっと3頭分くらい外めを走らされて、ロスが大きかったですね。3、4角で手応えが悪くなっても盛り返してしっかり伸びてくれていました。
<マイネルウィルトス=3着>横山武騎手 ゲートが悪くてその分いつもより後ろになりましたが、結果的にいい位置で運べました。いい手応えでしたが、手応えほど伸び切れなかったです。年齢の割に頑張ってくれているんですが。
<マテンロウレオ=4着>昆調教師 スタンドの歓声でテンションが上がってしまってハミをかんだ。いったん抜けたけど1角で外へ張り気味になり、それを抑える時にかんだ。気性が難しいね。ばててるわけではないし最後は差し返そうとしている。この経験が次に生きてくれば。
<ボッケリーニ=5着>浜中騎手 返し馬から気配は良かったです。競馬は本当にスムーズで4角もすごくいい手応えでした。頑張ってくれていますが、上位とは決め手の差もあると思う。申し訳ないです。
<アドマイヤハレー=6着>丹内騎手 集中力が続かない馬なので自分から動いていきました。最後まで頑張ってくれました。
<ヒートオンビート=7着>石川騎手 いつもと違う競馬になってそのぶん集中力に難しいところがありました。周りに馬がいた方がしっかり走れると思います。
<サザンナイツ=8着>津村騎手 このメンバーでよく頑張っています。
<ホウオウリアリティ=10着>大野騎手 前半でハミをかんでしまい、リズムを崩してしまいました。
※コメントは日刊スポーツさん極ウマプレミアムからの転用