マーチS、高松宮記念 レース回顧
マーチS
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:曇り、ダート:良
1日を通して良馬場で開催されました。
7R 古馬1勝クラス1800mの走破タイムが1.53.3、標準タイムが1.54.0、当レース走破タイムが1.50.7、標準タイムが1.51.6、水準程度の馬場レベルでした。
ラップタイム振り返り
走破タイムが1.50.7、前半通過タイムが36.8-49.0-60.9、後半上りタイムが61.7-49.8-37.7前傾ラップで、グラフを見ると例年通りのラップタイムの様に見えますが2020年~2023年は稍重~不良馬場でのラップタイムなので今年のラップタイムは厳しめのラップタイムで、優秀なタイムだったのではないでしょうか。
騎手、陣営コメント
<ヴァルツァーシャル=1着>斎藤騎手 3、4角の手応えが良すぎるくらいで最後は届くだろうと。いつもよりスタートも上手に出てレースもしやすかったですね。充実していると思います。まだ強くなると思います。
<ミトノオー=2着>木幡巧騎手 やることはやった。勝ってもおかしくない競馬。自分の運がなかったかな。
<ペイシャエス=3着>横山和騎手 いつも渋い感じがあって3、4角でかぶされないようにと思ったので枠もよかった。なんとか復活させてあげたい。
<キタノヴィジョン=4着>石川騎手 読み通りの展開にはなった。いい脚できているので、どこかでチャンスはある。
<ラインオブソウル=5着>松若騎手 砂をかぶってもじりじり伸びた。いい経験。もう1段階ステップアップすると思う。
<ブライアンセンス=6着>横山武騎手 右にもたれたり、ペースが速くて持つところがなかった。ハンデも見込まれたかな。
<ダノンブレット=7着>岩田望騎手 格上挑戦でいい競馬ができた。重賞ではもう少し力をつけないとだけど、改めて3勝クラスからですね。
<ゴールドハイアー=8着>津村騎手 流れが速くて終始持てなかった。力はある馬だが。
<ニューモニュメント=9着>小崎騎手 自信を持って臨める状態だった。ズブかったのは年齢と58キロの影響があったかも。
<クリノドラゴン=10着>田口騎手 ラスト3ハロンで脚を使えるようにと思って、反応もしてくれた。よく頑張ってくれた。
<キリンジ=11着>和田竜騎手 早めに踏んでいこうと思った。いつもより反応がよくなかった。もう少し競う気持ちが欲しかった。
<キタノリューオー=12着>原騎手 詰まって進路がないくらいの競馬の方がいいのかも。今日はやる気スイッチを押せなかった。
<ウェルカムニュース=13着>戸崎騎手 速いペースは分が悪いかも。最後は飽きていた。精神的な部分かと思う。
<ホウオウルバン=14着>内田騎手 年齢的なものあるかな。今日は周りも速かった。
高松宮記念
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:曇り、芝:重
10:30 天候:曇り→小雨
1日を通して重馬場で開催されました。
8R 古馬1勝クラス1200mの走破タイムが1.10.3、標準タイムが1.09.1、当レース走破タイムが1.08.9、標準タイムが1.07.7、時計の掛かる馬場で、内側先行有利でした。
ラップタイム振り返り
走破タイムが1.08.9、前半通過タイムが34.9-46.3-57.3、後半上りタイムが56.4-45.6-34.0、3F目で少しペースが緩んだ分、先行勢はお釣りが残ったのかマッドクールがナムラクレアの猛追を頭差凌ぎました。直線伸びきれなかった馬は馬場の影響を受けたのかと思います。
騎手、陣営コメント
<マッドクール=1着>坂井騎手 最後すごい勢いで(ナムラクレアが)迫ってきたので、分からなかったけど、なんとか勝ててよかった。一番理想的なポジションが取れた。直線でも内ラチぎりぎりを攻めていけたし、思い通りのレースができた
<ナムラクレア=2着>浜中騎手 馬場は内がいい傾向が見てとれたので、思い切って内を突いて勝ち馬にあと1歩のところまできてくれたんですが・・・。結果だけが出せなくて悔しい思いでいっぱいです。
<ビクターザウィナー=3着>リョン騎手 香港にいた時よりもさらにフレッシュな状態でした。馬場が渋ってこの馬にとって100%向いた条件ではありませんでしたが、とても良い走りでした。直線の上り坂で少し苦しそうにしていて、その後はワンペースとなりましたが、日本でこんなに良いレースができたことを誇りに思います。
<ウインカーネリアン=4着>三浦騎手 いつも通りいい出方をしてくれて、この馬のリズムで楽に番手を取れました。初のスプリント戦で好走。あそこまで頑張って頭が下がります。
<ロータスランド=5着>岩田康騎手 デキはすごく良かった。うまいこと潜り込めてこの馬場もこなしてくれた。よく頑張ってる。
<トウシンマカオ=6着>ルメール騎手 この緩い馬場ではいつもの走りができなかった。
<ビッグシーザー=7着>吉田隼騎手 イメージ通り。最内枠も良かった。ナイストライだった。
<ママコチャ=8着>川田騎手 4コーナーまでスムーズな競馬をすることができました。やはり暖かくなってこないと本来の走りができないのかなという印象でした。
<メイケイエール=9着>池添騎手 いい形で回ってきたけど、重たい馬場は向かなかった。追い切りでもレースでも常に緊張感があって安心してレースに臨むことがなかった。いい経験をさせてもらった。
<ルガル=10着>西村淳騎手 スタートも出遅れずスムーズに出ることができました。でも直線は伸びませんでした。
<ディヴィーナ=11着>M・デムーロ騎手 手応えがすごく良かった。いい脚を使ってくれると思って外に出したけど伸びなかった。
<ウインマーベル=12着>松山騎手 ノメッて行き脚がつかなかった。この距離で外差しは決まらないと思って内を選択しましたが、やはりノメッていました。
<シュバルツカイザー=13着>大野騎手 とてもいいリズムでポジションを上げていけたけど、枠順の差が出ました。
<ソーダズリング=14着>武豊騎手 距離よりも馬場ですね。ノメッて走っていた。こういう馬場が初めてで嫌気が差してる感じだった。
<モズメイメイ=15着>藤岡佑騎手=横の馬と接触して後ろからに。もまれる競馬になれていませんでしたが、ラストはしっかりしていました。
<マテンロウオリオン=16着>横山典騎手=よく頑張ってるよ。
<テイエムスパーダ=18着>富田騎手=スタートがすべて。馬場に脚を取られてずるっと滑ってしまいました。
※コメントは日刊スポーツさん極ウマプレミアムからの転用