オークス、平安S レース回顧


オークス

馬場傾向振り返り

2回東京 馬場レベル推移
14日(火)芝刈り、16日(木)肥料散布が行われています

レース当日、発売前 天候:晴れ、芝:良
6:30 天候:晴れ→曇り
1日を通して良馬場で開催されました。
7R 古馬1勝クラス2400mの走破タイムが2.25.8、標準タイムが2.26.9、当レース走破タイムが2.24.0、標準タイムが2.25.5なので速い時計の出る馬場レベルでした。レース当日は展開次第で逃げ~追い込みまで決まっていましたが極端な後方一気は厳しそうで、枠順の有利不利も少なさそうに見えました。

ラップタイム振り返り

過去5年平均ラップタイムと今回ラップタイム

走破タイムが2.24.0、前半通過タイムが34.7-46.2-57.7、後半上りタイムが61.4-48.5-35.1、ショウナンマヌエラとヴィントシュティレが1000ⅿ通過57.7のハイペースでレースを引っ張り、好位追走クイーンズウォークが残り200ⅿ付近で先頭に立ちますが、残り100ⅿ付近で更に後方で脚を溜めていたチェルビニア、ステレンボッシュの強襲でわずかにチェルビニアが抜け出し勝利しました。3着にも後方待機のライトバックが入線。

騎手、陣営コメント

  • <チェルヴィニア=1着>ルメール騎手 勝つ自信がありました。G3(昨年アルテミスS1着)の時高いポテンシャルを見せてくれて絶対クラシックに行ける、と。直線はすごくいい脚。本当に強いチェルヴィニアを見せてくれました。

  • <ステレンボッシュ=2着>戸崎騎手 返し馬から行きっぷりが良く、いい感じだった。1~2コーナーで少しタイトになってプレッシャーがかかったが、その後は冷静に折り合ってリズム良く走った。スムーズに道が空いたけれど、前に1頭いました。

  • <ライトバック=3着>坂井騎手 レース前のテンションは前走と変わりませんでしたが、実戦では折り合って運べました。勝ち馬をぴったりとマークして、最後も脚を使ってくれました。上位は強かったですが、よく頑張ってくれました。

  • <クイーンズウォーク=4着>川田騎手 桜花賞と違ってしっかりと走れました。素晴らしい走りができました。

  • <ランスオブクイーン=5着>横山和騎手 難しいところがありますが、能力を出せればこれくらい走れると思っていました。

  • <スウィープフィート=6着>武豊騎手 折り合いがついて4角までいい感じだったけど、伸びきれなかった。若干距離が長いのかな。こなせると思ったんだけどね。

  • <サンセットビュー=7着>三浦騎手 イメージ通りの競馬ができた。4角から勢いをつけて、最後まで脚を使ってくれた。

  • <エセルフリーダ=8着>武藤騎手 スタートでつまずいて思ったより後ろになってしまいました。持ち味を生かすなら前だと思ったので痛かったです。

  • <アドマイヤベル=9着>横山武騎手 前半で壁を作れなかったのが痛かったです。2400メートルも問題ないですけど、適性距離は二千くらいだと思います。具合はよかったので結果だけが残念です。

  • <ホーエリート=10着>原騎手 瞬発力勝負は分が悪いと思い、早めに動きました。成長しているので、力を付けてくれれば。

  • <ラヴァンダ=11着>岩田望騎手 やりたい競馬はできました。距離が長いと明らかに分かる競馬でした。

  • <コガネノソラ=12着>石川騎手 疲れはなく、むしろいい状態でした。徐々に反応が鈍くなったので、若干距離が影響したかもしれません。

  • <サフィラ=13着>松山騎手 枠が厳しかった。馬の後ろに入れず、持ち味の瞬発力を生かせなかった。

  • <ミアネーロ=14着>津村騎手 1枠が厳しかった。まだ2400メートルを走り切る体力ができていなかった。

  • <パレハ=15着>田辺騎手 1角までで接触があり、取りたい位置が取れなかった。

  • <タガノエルピーダ=16着>M・デムーロ騎手 全然走れなかった。いい位置が取れたけど、向正面でずぶさを出して直線も反応がなかった。初めての東京で興奮したのかも。

  • <ショウナンマヌエラ=17着>岩田康騎手 ゲートは決まったけど道中で絡まれてしまった。早めに隊列が決まっていれば。

  • <ヴィントシュティレ=18着>北村宏騎手 道中で隣の馬に気を使って少し外に張り気味だった。強い相手の中で自分の脚質と合わせるのは難しかった。

平安S

馬場傾向振り返り

3回京都 馬場レベル推移
5/14(火)~17日(金)クッション砂の砂厚調整(9cm)が行われています

レース当日、発売前 天候:晴れ、ダート:良
1日を通して良馬場で開催されました。
8R 古馬1勝クラス1900ⅿの走破タイムが2.01.1、標準タイムが1.59.4、当レース走破タイムが1.57.4、標準タイムが1.57.0なので水準程度の馬場レベルでした。レース当日は逃げ馬が3勝、2着1頭と逃げ先行勢が幅を利かせていました。

ラップタイム振り返り

京都開催の2018年、2019年、2020年、2023年平均ラップタイムと今回ラップタイム

走破タイムが1.57.4、前半通過タイムが35.7-48.5-61.3、後半上りタイムが62.5-49.7-37.0、通過タイムだけ見ると前傾ラップの様ですが、前後半ほぼイーブンペースで好枠からミトノオーがマイペースでまんまと逃げ切りました。

騎手、陣営コメント

  • <ミトノオー=1着>松山騎手 スタートも良かったので、マイペースでハナにいきました。しぶとかったですし、強かったです。接戦にはなりましたが、馬はまだまだ余裕がありました。外に同型がいたので、スタートを決めて主張する姿勢で相手にプレッシャーをかけたいと。『ハナを取るんだ』という気持ちでレースしました。

  • <ハピ=2着>菱田騎手 今まで乗ってきたジョッキーにアドバイスをもらって、レース前には陣営と相談して、プラン通りの走りができた。追い出してからの反応もよくて、悔しいけど馬は頑張ってくれた。

  • <メイショウフンジン=3着>酒井騎手 こっち(JRA)の重賞でも踏ん張りきれる力を見せてくれました。力は着実についています。

  • <カフジオクタゴン=4着>藤岡佑騎手 体調も良かったし、しぶとく脚を使ってくれました。もうひと押しでした。

  • <メイプルリッジ=5着>西村淳騎手 うまくいきました。テンションも落ち着いて競馬へ行けて立ち回りもスムーズでした。

  • <ミッキーヌチバナ=6着>太宰騎手 前残りだったし外を回った分ジリジリになった。距離は大丈夫だったしまだ良くなりそう。

  • <ハギノアレグリアス=7着>岩田望騎手 雰囲気は良かった。直線を向くまでにさばききれず、のびのび走らせられなかった。

  • <グロリアムンディ=8着>幸騎手 手応え良く3、4角を回ってこられました。力はあります。

  • <スレイマン=10着>斎藤騎手 競馬はスムーズ。ここまで負ける馬ではないし敗因が分からないです。

  • <オーロイプラータ=11着>鮫島駿騎手 思ったよりペースが上がらなくて団子になったので、内からさばいていこうと思ったけど前が止まらなかったです。

  • <テンカハル=13着>坂井騎手 調教からいい頃の行きっぷりがなくて、競馬でもそうでした。

  • <ゼットリアン=14着>和田竜騎手 テンから行きっぷりが良かったけど、勝負どころで悪くなった。嫌々がきつくなっている。

  • <ヴィクティファルス=15着>池添騎手 前回よりスムーズに進められたけど3角途中から一気に手応えがなくなった。完全にやめてしまっていますね。

  • <サンデーファンデー=16着>松若騎手 思いのほかペースが速かったので無理にポジションをとりにいきませんでした。このクラスに慣れていけばですね。

※コメントは日刊スポーツさん極ウマプレミアムからの転用


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