マーメイドS レース回顧
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前天候:曇り、芝:良
6:30 芝:良→稍重
10:15 天候:曇り→晴れ
12:10 芝:稍重→良
と推移し、当レースは良馬場で行われました。
レース当日の京都市の最高気温は14:00で31.2℃を記録、5Rの時点で良馬場に回復しその後は馬場が急速に乾燥したようです。
9R 3歳以上2勝クラス1600mの走破タイムが1.33.0、標準タイムが1.33.9、当レース走破タイムが1.57.2、標準タイムが1.58.4なので、メインレースの頃には速い時計の出る馬場になっていました。
レース当日は逃げ先行勢が幅を利かせていて、内枠外枠万遍無く勝ち馬が出ていましたが馬場の真ん中辺りが走りやすい様ですね、4角過ぎは馬場の真ん中を選択する騎手が多かった様に見えました。
ラップタイム振り返り
走破タイムが1.57.2、前半通過タイムが34.8-46.6-58.3、後半上りタイムが58.9-47.5-36.1で前傾ラップでは有りますが極端なハイペースでも無く
タフな展開になりました。
阪神開催過去5年分平均と今回ラップタイムを比べてはいますが、コースが違うため参考までに記載しています。
騎手、陣営コメント
<アリスヴェリテ=1着>永島騎手 すごくうれしいです。デビューからG1、重賞もたくさん経験させていただけたから、今の私がいると思います。支えてくださった関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ペースが遅い訳ではなかったので、馬もちょっとしんどくなっていましたが、頑張ってくれた馬の力に感謝したいです。デビューの頃と比べると、できることは増えていますが、細かい技術はまだまだなので、そのあたりを磨いていきたいです。
<エーデルブルーメ=2着>川田騎手 今日は(勝った)人馬を褒めるしかないですね。こちらはとても具合が良く、いい内容で走ってくれました。
<ホールネス=3着>西塚騎手 力はありますし、ポテンシャルの高さは見せたと思います。今日は位置取りや乗り方でうまくいかなかったところがあります。申し訳ないです。
<ファユエン=4着>菊沢騎手 すごく長くいい脚を使ってくれました。この舞台も合っています。
<ラヴェル=5着>坂井騎手 調教よりも折り合いがつき、ラストは止まったが改めて能力を感じました。
<セントカメリア=6着>西村淳騎手 1~2角でハミをかんだし、逃げ馬の展開になりました。
<エリカヴィータ=7着>小沢騎手 道中に外からこられてハミをかんだが、ジリジリと脚を使えていました。
<マリネロ=8着>松若騎手 馬のリズムであの位置になり、勝負どころはズブさも見せたが頑張ってくれました。
<ピンハイ=9着>北村友騎手 ハミをかんだのと、小柄な馬で馬場の悪い内をずっと通った分もありました。
<コスタボニータ=10着>岩田望騎手 今日はゲートが全て。出られていれば面白い展開だったと思います。
<インザオベーション=11着>荻野極騎手 いい位置は取れたが、前との差を詰めるのに苦労しました。
<ジューンオレンジ=12着>富田騎手 3番手以降のペースはゆっくりで、1角でハミをかんだ分で最後は苦しくなった。
<ミッキーゴージャス=13着>浜中騎手 逃げ馬は斤量も軽く、強いと思って近くでの競馬だったが最後は脚があがった。斤量も重く、厳しい条件が重なった。
<ベリーヴィーナス=14着>藤懸騎手 ハナも頭にあったがリズムを守って、自分の競馬はできたと思います。
<タガノパッション=15着>M・デムーロ騎手 気分で走る馬で、今日は気分じゃなかった。ずっと右にモタれていた。
<ゴールドエクリプス=16着>幸騎手 3~4角で手応えがあまりなかった。こんなに負ける馬ではない。
※コメントは日刊スポーツさん”極ウマプレミアム”からの転用